17日の夕方は、満月、しかも双子座で。ちょうど「メンズプレシャス」のパーティーに出かける機会があって、完璧なフルムーンのもと、月光浴。

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フルムーンのときの祈りや儀式、みたいのを大切にする人もいるが、だいたい私は自分のために願ったことが成就したためしがない。願えば願うほどダメになる。願えば叶う、という世の定説が私に適用されたことがない。願望のために努力すればするほど虚しく終わるので傷つきもする(努力の方向がまちがっているのかもしれない)。その代わりに、願いもしなかった幸運に恵まれることが時々ある。そんなことの繰り返しだったから、願かけはせず、よけいな欲ももたず、時折降ってくる「予期しなかった恵み」に感謝を捧げる。

完璧な満月の美しさにひたるときに、心の裏側でふと連想してしまうのは、見えていない向こう側。ダークサイド・オブ・ザ・ムーン。ピンク・フロイドだが^_^; とりわけ「ブリーズ」は、「予測どおりにはいかない」メロディとともに、歌詞の最後のワンセンテンスにぐっとやられる。どんなに絶好調で飛び跳ねていようと、どんなにがんばって競いあおうと、確実に予測できるのは「墓の入り口」だけ。そう思えば、逆に、今、何を気にかけなくてよいのか、何を慈しめばよいのか、自然にわかってくる。

Breathe, breathe in the air.
Don’t be afraid to care.
Leave but don’t leave me.
Look around and choose your own ground.

Long you live and high you fly
And smiles you’ll give and tears you’ll cry
And all you touch and all you see
Is all your life will ever be.

Run, rabbit run.
Dig that hole, forget the sun,
And when at last the work is done
Don’t sit down it’s time to dig another one.

For long you live and high you fly
But only if you ride the tide
And balanced on the biggest wave
You race towards an early grave

(中野超訳:息を吸って。呼吸して。不安を怖がらないで。そこから出ましょう。私も一緒に連れて行って。周りを見て、自分の居場所を見つけて。あなたは充分長く生きて、高く飛べる。これからは笑うこと、涙すること、触れるもの、見るもの、すべてがあなたの人生になる。

野うさぎよ走れ。穴を掘れ。太陽がどっち側にあるかなんて気にしないで。一つの仕事が終わったら、休んでないで、また次の仕事にとりかかるのよ。あなたは充分長く生きて、高く飛べる。でも、潮の流れに乗って、最大級の波に乗ったとしても、向かう先は、少し早めのお墓の入り口。それだけのこと。だから空気を吸って、そこから出ましょう・・・。)

表側が好調に見えるときほど、心のバランスをとるのに、こんなBGMがしっくりと重しになってくれる。願いがまたもやかなわないとわかったときにも、こんなBGMが静かななぐさめになってくれる。

Darkside1

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