・願ったことが手に入ったためしはない、ということの補足。ダグラス・アダムズのことばにこんなのがある。

I seldom end up where I wanted to go, but almost always end up where I need  to be.

(行きたかったところへたどり着いたことなど、めったにない。でも、行くべきところへ行きついた)

だから、願いがかなわない、ということは、必ずしも悲しいことではない。その程度の願いしかもてなかった小さな自分を捨てろという神の導きだったのだ(と考えることで折り合いをつけることもできる)。あるいは、本意ではなかったところでも結果オーライと考える究極の肯定主義。

・ダグラス・アダムズは無神論者だったけどね(笑)。「庭に妖精がいないとわかったって、庭は十分美しいだろう?」の名言もある人。

・アダムズの伝記のタイトル、 Wish You Were Here は、親交もあったピンク・フロイドのアルバムのタイトルからとられている。

Wish You Were Here、これも静かにささやくように歌われるけれど、はっとさせられるフレーズが入っている歌。(ピンク・フロイドのプチブームにつき、続きますがご寛恕)

And did they get you
To trade your heroes for ghosts?
Hot ashes for trees?
Hot air for a cool breeze?
Cold comfort for change? 
And did you exchange a walk on part
in the war for a lead role in a cage?
 

(やつらと取引したのか? 英雄の人生を抜け殻の人生と  燃えさかる灰を木々と 暑い空気を冷たいそよ風と ちっとも嬉しくない慰めと引き換えにお前は交換してしまったのか 戦闘の端役と鳥かごの中での主役とを)

・シャネルが71歳で復帰したあとのインタビュー語録のなかにこんなことばがある。

‘I prefere disaster to nothingness’ (私は虚無よりも、大惨事を選ぶ)

この人は取引しなかった人。抜け殻になるより、英雄の人生を選んだ。そう「なる」ための秘訣は傍から見るときわめてシンプルで、ひたすら仕事に没頭したこと。時間の流れに負けず、Flow Inし続けたこと。

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