こちらも必携保存版と思わせてくれる充実ぶり。ラファエル前派第一世代から唯美主義まで、写真と図解と文章でたっぷり解説してくれます。

「英国カルチャーシーンの19世紀リヴァイヴァル」「少女マンガ家はラファエル前派の夢を見るか」といった、縦に横にインスピレーションが広がっていく読み物も興味深い。

三菱一号館美術館学芸員の加藤明子さんによる「生活のなかの唯美主義」という記事が、なかでも、ありがたかった。加藤さんは先日の内覧会でも、短時間にぎっしりとわかりやすく見所の解説をしてくださった賢いお方です。芸術から生活へ、唯美主義がどのようにとりいれられていったのか、あらためて文章で読むことができて幸いです。

さまざまな意味を重層的にまとった唯美主義も面白いですね。絵と直接向き合ったときのシンプルな感動も忘れずにキープしつつ・・・。

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