2014年2月19日
かっこよすぎる本。「オールアバウトヨージヤマモト。山本耀司。モードの記録。」(文化出版局) この人には無関心ではいられないし、嫌いだという人に会ったことがない。
前にも引用したかと思うが、もう一度。痺れる言葉。何度でも。
「・・・・・・人間が生きていって、ある葛藤がすんだ上で見えてくるもの・・・フランスでいう、スペシャリテがあるもの。素養がなくても感動できるのが、一流。勉強しないと理解できないものは、二流。おかしくて、楽しくて、意味のないものを作れたらいいな、と思う」
「粋と野暮、センスのいい部分とまぬけの部分を同居させる。全部A級にそろえるとかっこわるい」
「アメリカの戦闘機の写真を見ていたら、ノーズ・アートといって、前のほうに絵が描いてある。ガールフレンドとかセクシーな女とか。男が命かけるときに、どうしても描きたいものがこの程度なのか。笑えるね」
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