スティーヴ・ジョブズのマイブームは続く。
ヤマザキマリさんジョブズ伝。活字ではイメージしにくかった光景もありありと描かれ、
ジョブズの変人ぶりがいっそう際立って印象に残る。風呂に入らず靴をはかず人当たりがキツく恩知らず。それでもジョブズを支援した人たち、ジョブズに気に入られようとした人たちは、やはりあの射るような視線で一種の洗脳のようなコントロールをされたのだろうか。そのカリスマ視線も観察と努力の末「獲得」したものだったようだ。この人は宗教家になって「教祖」としても成功しただろうなあ。

ヤマザキマリさんついでにこちらも一緒に購入して読了。身近な男性から古代ローマの男たち、ひいてはかっこいい女性、そして日本批評まで。変人万歳。置かれたところで咲くな。自分の鏡を持て。

普遍的な女の美の話がとりわけ興味深かった。ヴィーナス像はじめ普遍的な女の美しさに共通すること、それは「調和」である、という指摘。内面と外面の調和。知と情の調和。だから人為的に外見をいじくりまくるとどうしても調和が崩れてみっともないことになる。

イタリア的いい女の例として、ソフィア・ローレン、クラウディア・カルディナーレ、モニカ・ベルッチが引き合いに出される。

「猛禽類的な強さと、マンマ的な包容力のある母性と、かわいらしい部分がいくらか、という三つの味のブレンド」

「成熟と多面性」

「共犯者(コンプリチェ)になれるひと」

この感覚、いいですね。パートナーになれるかどうかというのはつまるところ、「共犯者」の感覚を共有できるかどうかにかかっている。

2 返信
  1. Taul
    Taul says:

    御紹介頂いたこの2冊、早速に購入し既に読み終わりました。
    実に面白い。
    ジョブスの方は第2巻が待ち遠しいです。
    それ以上に、中野さんは本の広告担当としてとても優秀でいらっしゃると!笑
    だってこれを読んだら買わずには居られないでしょ~!

    返信
  2. >kaori
    >kaori says:

    Taulさま
    あら、ありがとうございます。
    反射的に、面白い!と感じたことだけメモしてるんですけどね。
    だれか広報担当者として雇ってくれないかなあ(笑)。

    返信

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