6月13日、金曜日、雷雨のあとの快晴、満月でハニー・ムーン。
代官山蔦屋で、干場弓子さん、干場義雅さんと、シャネルトークショー。
大学で講義3コマ終えたあとの限界越え感のあった夜のトークショーでしたが、おそらく、一生忘れることのできない、レアで貴重な時間を過ごしました。
(トークショー前、Anginでの打ち合わせ)
というのも、これまでのトークショーはかなり、自分がうまくできるかどうかということでいっぱいいっぱいだったところがあるのですが、この日は、意識の枠みたいなものが一段広がっていて、この場・この時間を共有している人たちと、いかに喜びをシンクロさせて楽しむか、ということにエネルギーを注ぐことができたフシがあります。
お客様にも恵まれました。スタッフの方が「トークショーの会場だけとてもいい香りが漂っている」(笑)と言ってたくらい、とにかく華やかでした。はじめてお目にかかる読者の方もみな美しく装っていらして、さらに感激したのは、サプライズで多くの友人たちがかけつけてくれたこと。
蔦屋ご近所とはいえ、超ご多忙のデザイナーの芦田多恵さんと、秘書の熊井美恵さん。N-style編集長の廣瀬規子さん。アナウンサーの堤信子さんと放送作家の野呂エイシロウさん。
(信子さんと野呂さんは、こんなゴージャスな真っ白いお花までプレゼントしてくださいました!)
畏友パーソナルスタイリストの政近準子さん。ハケットロンドンの大西慎哉さん。はじめ多くの友人たち。客席にお顔を見つけて、心がじわ~っとアツくなりましたぜ。
(終了後の記念写真。左から政近準子さん、山内美恵子さん、干場弓子さん、大西慎哉さん、中野、干場義雅さん)
貴重なお時間を割いてきてくださったお客様のよいオーラが集まり、ダブルホッシーとの相性も抜群で、会場のみなさまと一体感というかコラボ感を感じられた、このときにしか生まれえない祝祭的な時間となりました。「観客のみなさまとともに作り上げる」ライブ感覚を成功体験として実感できたのは、私にとってはそれこそ「静かな革命」となりました。
当日の様子の一部は、政近さんのブログにも。
廣瀬さんのブログにも。アナウンサーの大平雅美さんのブログにも。
最後の質疑タイムで、「あなたにとっての仕事とは?」という質問がお客様から出て、「私から仕事をとったら何も残りません…(笑)」と答えましたが、やはり、自分の限界を超えさせてくれるのは仕事しかないのかな。高みに導いてくれるのはともに仕事をする人だったり友人だったりお客様(読者)だったり。そういう時間や思いを積み重ねたりシェアしたりするのは、世間でいう「趣味」もない(というか趣味が仕事になってしまっている)私にとっては最高の快楽です。限界越えする経験も仕事を通して。最高のスリルも、極上の冒険も、感動の感涙の瞬間も、仕事が与えてくれた。笑。さびしい人生といえばさびしい仕事一筋の人生ですが、そんなふうでしかありえなかったからしょうがないですね。
喜びの時間をシェアしてくださったすべてのみなさまに、心から感謝します。Love!
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