今日発売のWWD JAPANに興味深い新語が載っていた。

スラッシャー。Slasher。マルチクリエーターのこと。肩書がいくつもあるので、「兼」を表すスラッシュ「/」が何度も登場する。で、「スラッシャー」と。

Wwd

私もしばらく前までは律儀に肩書をずらずらと並べていて、それって「スラッシャー」だったのね(◎_◎;) 肩書が3つ以上並ぶのはさすがに恥ずかしいと思ったので状況に応じて整理しているのですが、なんだ、そのままでもよかったか(笑)。

それはさておき。ストリートの変革者たるスラッシャーの例として挙げられているのは、マルセロ・ブロン、カズマ・デト、そしてヴァーバル君と、奥様のユンも。

特性として挙げられているのが、

・網の目のようなコミュニティを持っている。人と出会う千載一遇のチャンスをものにしている

・SNSやアプリがクリエーションを助けている

・妥協しない完璧主義者である

・仕事も遊びも精一杯の濃い人生を謳歌している

アブロー、ユン、ヴァーバルの鼎談「日米代表に聞く”スラッシャー”という新しい生き方」も面白かった。以下、それぞれの発言でもっともキーになると感じたところ抜粋。

VERBAL: 自分たちの精神の格にあるのは、「WHY NOT?(どうしてダメなの?)」という感覚。(中略)日本に戻ってきた時、何かをしようとしたらよく「ダメ」と言われることがあった。でも、「どうしてダメなの?」って聞くと、特に理由もなく、誰もやらなかったからっていうことばかりで。そこであえてやるのが、むしろクールなんじゃないか。

アブロー:グローバル化する世界では、人との違いを認識すること、そして、オープンマインドでいることも重要だと思う。

YOON:いろんな仕事をしているからといって、一つ一つの仕事を真剣に考えていないわけではない。進み続けるうちで仕事の幅が広がっているんだと思う。(ちょっと飛ばし略)自然にいろんなことをこなせるようになって、結果的に”スラッシャー”になるんだと思う。

VERBAL:すべては、自分の周りにいる人をハッピーにしたり刺激したりしていくことから始まる。友人のためにジュエリーを作ったことが、新たな注文につながり発展していくように、ローカルでの成功がその先の道を開く。

読んでいておそろしく共感を覚えたというか、彼らほどの高いレベルでもクールでもまったくありませんので比べるのは畏れ多いのですが、私もやはりワークライフ・インテグレーション系(オンとオフの境界がない)人間で、前例がないと言われればWHY NOT?と言って仕事をしてきたし、あれもこれもと目指したわけではなく、とりあえず目の前にあることを完璧に目の前の人に届けようと奮闘しているうちにあれもこれもかろうじてできるようになって結果としてスラッシャー(に似たもの)になった…というところがある。

目指すものではなく、結果としてこうなった…というところ、繰り返したい。そんなスラッシャー的生き方もアリ、と背中を押してもらったような気がした特集だけど、やはり、なにかゴールをめざして一つの肩書きでばーんと突き抜ける「ターゲット・ロックオン!」的生き方(鈴木光司さんのような)は王道で、憧れるなあ。やはり人それぞれの性格や資質に合ったようなやり方があるんだと思う。私はターゲット・ロックオンしてうまくいった試しが一度もなかったので、セコンドベストに全力を尽くした結果、予期せぬ方向に転がっていったようなところがある。セコンドベスト、サードベストのチャンスが来ただけありがたい。いつだって不確定要素にあふれているので、来年はどうなるか、何をしているのか、わからない。「器用貧乏」と背中合わせ。

VERBALとは昨年秋、京都GO ON!のパーティーで同じテーブルになりました。いちいちミーハーですいません(^-^; 

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