資料として購入した本。まずは石井美樹子『マリー・アントワネット ファッションで世界を変えた女』(河出書房新社)。キャッチーなタイトルの上に帯も強烈。「美しき者が、歴史を支配する。」エピソードもりだくさんで、折に触れて使えそうで、楽しみ。


そしてもう一冊が川島ルミ子『カルティエを愛した女たち』(集英社インターナショナル)。カルティエさんのご協力があった本であることが、あとがきで記されている。初心者にもとっつきやすい小説風。だがその「ヒロインの気持ち」の根拠はどこに?といちいち気になってしまうのであった……。客観的な叙述風だとロマンが失われ、物語風に描くと信憑性が薄く感じられていく。ブランドストーリーを伝えるときの、究極のジレンマですね。敷居を低くして夢を伝える使命を負うタイプのファッション記事は、どのように叙述するのがふさわしいのか、そのスタイルについても考えさせられる。

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