驚きの売れ方をしているので買ってみました。いつもだらだらと何かを食べ、たくさん服を買っては着る服がないと騒いでいたようなアメリカの若い女性が、パリにホームステイしてみて、シンプルながら上質な暮らしのすばらしさに目覚め、その方法と長所を(アメリカ的生活の反省をこめて)説いていく…といった趣向の本で、ページの終わりごとに「まとめ」も箇条書きについている。あまり日ごろ本を読まない若い人向け啓発系の本ですね。

フランス語の言い回しがいくつか勉強になりました。

bien dans sa peau = ありのままの自分に満ち足りている

他人と自分を比べてイライラしたりせず、自分の役割を淡々と優雅にこなし、自然体で晴れやかで、満ち足りている。そんなパリの女性たちに共通する資質を表すとしたらこの言葉になる、と。

日常の一瞬一瞬、くりかえされる基本的で地味な作業を大切にしていく、ということの価値に重きを置くこの態度もまた、「ノームコア」ブームと地続きと見ました。

というわけで5回目くらい?の「ノームコア」原稿を執筆中です。もういい加減いいじゃないかと、読者のほうが思っているのではないかと思うのですが(^-^;、依頼がくれば引き受けるしかありません。媒体が違えば作り手の視点も違い、誌面構成のアプローチも違う。ほんとになぜ誰もかれもがこんなにノームコアについて語りたがるのだろうか?

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