スタローンとシュワルツネッガー共演の「大脱出」DVDで。2013年の映画。1980年代の、もっとも男っぷりのよかったころの二人が30年経つとこのようになるのか……としみじみするばかりでありましたが、逆に、一回のヒットで消えていく俳優のほうが多いことを思えば、還暦すぎてなおアクション映画で主演を張ることができるというのは、偉大なことですね。

Escape_2

誰もその場所すら確定できない海上の要塞のような監獄から、二人が脱出する。映画なので脱出に成功するんだろうなあということはわかっていて、ではどうやって脱出するかが見せ場になるのだけれど、監獄での囚人での取り扱いはじめひたすら恐ろしかったり暴力的だったりするシーンが続くので、なにか爽快感やユーモアを欠いた、終始暗いままのアクション映画。でもまあ、このようなジャンルとして需要があるのだろう。

とくに名セリフというわけではないのだけれど、ちょっと覚えておくと使えるかも?と思った英語、二人の会話から。

Breslin: That’s a favor? (Rottmayerに殴られてのセリフ)

Rottmayer: Sometimes favors hurt.

特別懲罰監房に行くために、ブレスリン(スタローン)とロットマイヤー(シュワ)がわざと喧嘩を始めるのだが、まずはロットマイヤーが「好意的なはからい」(favor)として殴る。それに続く会話ですね。「好意ってものはときに人を傷つけるものだ」という一般的な格言にも使えそうなセリフ(笑)。

もう一つ。

Breslin: And You became my best friend.

Rottmayer: You are not user-friendly.

最後に別れる直前で交わされる会話。「お前はオレのベストフレンドになった」というブレスリンに対し「お前は扱いにくい」とロットマイヤーがニヤッと答える男の友情シーンなのだが。手ごわい人に対して使う、User-friendly という表現がなかなかよいな、と。

1963年のマックイーンが出ている「大脱走」をもう一回見たくなってDVD棚を探したら発見。脱出ものばかり気になるのは、異国でとらわれている人質の解放を祈ったり、閉塞状況から脱したいと願ったりしている無意識の反映なんだろうか。

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