神宮前のRust Londonが改装され(なんとすべてDIY!)、渡英17年、現在はワイト島で暮らすデザイナーの内海直仁さんが3年ぶりに来日して、今日まで受注会をおこなっています。2階のメンズフロアはイギリスの新しい「クリエイティヴ・クラス」の心意気を感じさせてくれる空間になっています。

2.27.1

Rust とは「さび」、時を経るからこそ得られるもの。彼が作るジュエリーには「ホールマーク」が刻印されています。ホールマークとは、イギリス政府による地金の保証です。製作者、地金の素材、純度、製作地、製作年度が記号化されたものです。時の経過とともに価値を得ていくジュエリー、たとえば記念日リングなどには最適ではないかと思います。

多くの日本人がイギリスに抱きがちなイメージ(「王室御用達」とかコスプレ風「古き良き伝統」とか)ではない、リアルで自然でアヴァンギャルドな現代のイギリスらしさを伝えたいと語るデザイナーは、静かな情熱をたたえた理知的な方です。

一緒にお招きいただいたイギリス好きの方々と。前列右は、山内美恵子さん。後列左からユニオンワークス社長の中川一康さん、中央がデザイナーの内海直仁さん、右はハケットロンドンの大西慎哉さん。

2.27.6

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です