アメリカのテレビドラマ「スキャンダル」がシーズン2に入り急速に面白くなり一気に観る。交渉人オリヴィア・ポープを演じるケリー・ワシントンの堂々とした態度とものの言い方、ファッションに目が離せないのと、ひとくせもふたくせもある「過去」をかかえた仲間たちが、少しずつ過去を明らかにしていくその過程にどっぷりとはまる。

なかでも、工作員にして殺し屋のハックの過去が明らかになった回は、あまりにも衝撃でしばらく立ち上がれなかったほど。こわれたハックが呟き続ける「752」の意味が明らかになった時の哀しさ…。演じるギレルモ・ディアスも魂をこめている。観客はみんなハックを好きになる。

脚本が秀逸なんですね。完全な善など存在せず、誰もが悪の側面を背負わざるを得ない。善のための悪。悪かと思えば最終的には善。その境目が紙一重であるということを常に示し続けている脚本がとにかくすばらしい。

大統領とオリヴィアの関係がどうなるかというサスペンスも常にあるのだが、オリヴィアが常に優位に立って強気なのがいい。だから大統領は激務の合間に寸暇を惜しんで会いにくる。オリヴィアが大統領に向かって怒鳴る「Earn me!」(私を勝ち取ってみなさい!)というセリフにしびれた。

シーズン3はまだ日本語版が出ていない。待ち遠しい。

olivia

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  1. […] 、ひとくせもふたくせもある「過去」をかかえた仲間たちが、少しずつ過去を明らかにしていくその過程にどっぷりとはまります。 [紹介元] 中野香織オフィシャルサイト » Earn me! […]

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