お勧め本。まずはファッションジャーナリストとして名高いロビン・ギヴァンの新作「バトル・オブ・ベルサイユ」。アメリカのファッションシーンが大きく変わった1973年のある一夜に焦点を当て、イベントをめぐる人々の思惑やら裏事情やらを描きだす。アメリカのファッション文化がこれを機に大きく変わっていくその転機を、リアルな現場視点に立って描いていくという話題作です。こんな「ファッション史」の記述もあり!4.17.1

もう一冊は、まったくカテゴリーの違うビジネス書ですが。私が心から尊敬する女性の一人である宮内淑子さんの新作。『ほんとうにすごい人はできる人を瞬時に見極める』(実業之日本社)。

宮内さんの人脈力は驚異的で、招かれた会ではいつも、いったいどこでどうしたらこんな素晴らしい人々が集まってくるのか?!という感動と驚きに包まれていました。ソフトでおだやかで、人を紹介する最適なポイントを最高のことばで表現するそのプレゼンテーション力の高さにも敬服し、毎回たくさんのことを学ばせていただいておりました。

その驚きのネットワーク構築力の秘密が、宮内さんの語り口そのままのおだやかさで明かされています。

ちなみに私自身も、まったく面識のなかった宮内さんに、あるパーティーでお声をかけていただいたことからお付き合いが始まった一人です。宮内さんネットワークを通じて実に多くの人たちとのご交誼が始まり、彼女の洗練されたあたたかな立ち居振る舞いから多くの「偶然の出会いをほんものの絆にしていくコツ」を学ばせていただきました。振り返って見ると、宮内さんにお声をかけていただいたあのパーティーは、私にとっての転機の一つだったかもしれません。

4.17.2なにげなくさらりと書かれた一行に学ぶべきヒントが詰まった本。

ファッション史においても、私自身のささやかなキャリアにおいても、あれが「転機」だったとわかるのはずっとあとになってから。さまざまな「あれが転機だった」瞬間を思い出してただ一つ言えるのは、その瞬間、コワくても逃げていなかったということ、でしょうか。

今この瞬間、少しでもポジティヴな選択することが、未来からみると「大きな転機」を作っていくことになるかもしれません。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です