贈り物は「気持ち」が伝わればいいとよく言われますが。

およそ考えられうるかぎり何でも最高級のモノを持っていて、物の価値がわかる、という人にお礼のギフトを贈りたいとなるとなかなかハードルが高く、緊張を通り越して困ってしまったりしますね。

商品券や、なんでも選べるギフトカタログがよいではないかという人もいますが、知り合い何人かに聞くと、ビジネスライクな関係であればもちろんそれも嬉しいが、プライベートなお礼のしるしとなるといちばんがっかりするのが、商品券なのだそうです。「お返し、しましたよ」という義理感がそこに漂ってしまうのだとか。そのように言う人たちはそもそもお返しなんて期待していない。相手に喜んでもらうことこそが無上の喜びだ、と本気で思っていらっしゃる。

とはいえ、一方的に恵みを受けとるばかりというのも IOUの貯金を殖やすばかりとなり、なにかの機会にお礼の気持ちを形にしたくなってくるものです。

そんなとき、高級チョコレートや花は鉄板なので(消えてしまうのがいいですね)、私もよく利用しますが、いつもいつもそればかりでは芸がない。

というわけで、生活に密着しすぎない遊び心があって、相手に気持ちの負担をかけず、意外な驚きがあって、贈る相手の感覚世界(物質世界ではなく)を豊かに広げられるものはないかと考え、ぐるぐると探しましたがピンと来るものがない。

最終的に頼ったのは、新宿伊勢丹百貨店のギフトコンシェルジュでした。こちらの難題を告げると、思ってもみなかったものをいくつか候補を提案していただき、そのなかから、これは!と感じたものを選ぶことができました。感謝!

スタッフがとことん親身になって考えて買い物の助言をしてくれる。こんな経験を何度かしているから、この本に書かれていることもすべて説得力をもってくる。大西洋社長の『三越伊勢丹 ブランド力の神髄』(PHP新書)。エネルギッシュで自由な現場力の背景には、こんなすばらしい社長がいるのですね。習慣だからと無意識に使っている言葉一つを変えるだけで、結果ががらりと変わることもわかる。流通業ではなくとも、教えられることが多い本。

(写真をクリックするとアマゾンにとびます)

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