ドパルデュ―つながり&17世紀ファッション資料として「シラノ・ド・ベルジュラック」再見。1990年に公開されたときには劇場で見ていたはずだが、これも完璧に忘れている。dvd1当時はドパルデュー=シラノのセリフが冗長すぎる気がしていたのと、彼の「心意気」がいまいち深く感じ取れなかった記憶がぼんやりとあるが、今見たらラストシーンで号泣。暗闇で自分の書いた手紙を「読む」シラノに、ようやくロクサーヌが真実に気づく瞬間。ロクサーヌがようやく「愛しているわ」と言っているのに「オレは愛していない」とか言ったりして。死に際までなにを突っ張っているんですか。涙。コンプレックスが強いゆえにやさしく、コンプレックスが根深いゆえに天邪鬼になってしまうことも、今だからこそよくわかる。最後までロクサーヌに心を明かさないこの死に方もまた究極のやせがまん=かっこつけ=ダンディズムですな…

17世紀のあらゆる階層のファッションも、細部にいたるまで丁寧に再現してあることにあらためて感動する。

 

「ダウントンアビー」シーズン3のボックスが届きました。移動時間が待ちきれない。downton 3

4 返信
  1. たけい
    たけい says:

    スティーブマーテインの「愛しのロクサーヌ」
    は見た記憶があります。
    確かに30年近く経過しているとどんな作品
    だったか良く覚えていない事ありますね。
    今見直すと意外に感動したりしますね。

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    • Kaori
      Kaori says:

      たけいさん
      スティーヴマーティン版は知りませんでした。
      お話に普遍性があるのでいろんなバージョンが繰り返し出てきますね。
      ロクサーヌに愛されながら「本物ではない」ことに苦しんだ
      クリスチャンの自暴自棄も、今ならよくわかる。
      というか、あまりにも昔観たはずの映画を忘れているので、今後は全部
      「新作」として観ることができることに気づきました(^-^;

      返信
  2. so
    so says:

    中野香織様
    「ダウントン・アビー」の話題が出ていましたので。思わずメールをしました。 私もこのドラマが好きです。 中野香織様もお好きなようなので嬉しいです。 19世紀のイギリス貴族のことがわかるだけでなく その屋敷で働く人々の生活がとても興味深いです。  私も労働者なので、使用人達の人生に興味があります。 着飾ってお食事をする側よりそれを演出する人々の方です。  それと機知に富んだ会話がおもしろいです。 最後の最後まで目が離せません。 私はNHKのBSで見ています。

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    • Kaori
      Kaori says:

      so さん
      私は夜起きてられないので、DVDでまとめて観ています。衣装、会話、時代状況、人間関係、英米間の緊張、あらゆる角度から見てすばらしいドラマですよね。
      今日の移動中にシーズン3の第一話を見ました。結婚式にいたるまでのマシューとメアリー・・・。話の終わり方も粋すぎてしびれました。

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