ダウントンアビー、シーズン4のDVD発売を待つ間はコレ。Mr.Selfridge、Season 2。selfridges
あのセルフリッジ百貨店創業者ハリー・セルフリッジをめぐるコスチュームドラマです。

シーズン1のところでも書いたかもしれないが、20世紀初頭のイギリス社会を映し出しているという点で、「ダウントンアビー:ビジネス版」としてみると、いっそう味わい深い。アメリカ人がイギリスのジェントルマン社会でやっていくことのさまざまな確執が、観ているほうの心にもぐざぐさとくる。やっぱり「オールドピープル」が陰湿にいじめるのです、「ニューリッチのアメリカ商人」を。それでもめげないハリーがすばらしい。

イギリス人の画家や作家がアメリカへ行って一旗揚げようとして、志ならずに失意のまま帰ってくるパターンもいくつか。モームの短編小説を思わせるエピソードがちらほら出てくる。

売り場の変化から、当時の時代状況、ファッション状況がさりげなくわかる。はじめてデパートにコスメ売り場ができた瞬間とか。ゲランの香水、ヤードリーのクリームなんて、画面越しに香りが漂ってきそうな売り方。

売り場のスタッフたちも公私ともに失敗したりもするが、そこから学んでどんどん成長していく、その成長っぷりも痛快。

でもやはりどこかダウントンのような「格」や「華やかさ」や「エモーション」が足りないのですよね…。覚えたくなるほどのセリフも、ダウントンほどにはない。脚本家の力量かなあ。

もちろん、これはこれでおもしろいんですけど、同じ時代を描いたドラマゆえに、つい引き比べてしまうのですよね。

⋆お勧めしているみたいに書いておきながら申し訳ないのですが、日本語字幕がついたものはまだ発売されていません。ブルーレイ版で英語字幕がついたものであれば入手可能で、日本でも再生可能です。多くの方に見てもらいたいので、日本語字幕つきの発売を切に希望します!

 

 

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