「ジュラシック・ワールド」を試写で拝見しました。あの「ジュラシック・パーク」の衝撃からもう22年もたったのですね…。
テクノロジーはさらにさらに進化し、VFXやSFX(もはやなにがなんだか私にはわかりません)の最新テクノロジーが駆使された3D・IMAXで、迫力たっぷりの恐竜ワールドを堪能できます。

こういう圧倒的に派手なビジュアル世界であればこそ、そのなかでの人間をどう描いているかが面白さを決めるわけですが。次のような人間的な要素を入れこむことでヒューマンな面白さが加えられています。

テーマパークに残された兄と弟がどう逃げ切るか。

JW_サブ1NEW            ©ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment

ラプトルを手なづけることができる驚異の野生的能力をもつ男オーウェン(クリス・プラット)と、ジュラシック・ワールドの管理職にあるクレア(プライス・ダラス・ハワード)の関係の変化。

そして倫理観はあるつもりでいながら現場のことはまったくわかってはいないめんどくさい資本家マスラニ(イルファン・カーン)、遺伝子操作をとことんつきつめて化け物恐竜「インドミナス・レックス」をつくってしまうドクター・ウー(B.D.ウォン)、恐竜を兵器として使おうとするホスキンス(ヴィンセント・ドノフリオ)などの葛藤。

20年前のジュラシック・パークの遺物をどう使うか。
JW_サブ3            ©Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

映画の性格上、このようなヒューマンドラマの要素にあまり深みまで追求するのは酷な話なのですが、オーウェンとクレアの関係の変化、とりわけ最初はいやな女だったクレアが、ハイヒールでジャングルを走り回り、ともに闘ううちに頼もしい女性に変化していくあたりが、共感ポイントだと思います。

JW_サブ2NEW            ©Universal Pictures and Amblin Entertainment

最後のオーウェンのセリフがセクシーです。「一緒にいよう。生き残るために(Probably stay together. For survival)」男と女の関係なんて、難しく考えず、こういうシンプルなことでいいのではないか。サバイバルのためのパートナー。これぞ、「必要十分」ですね。

猛暑の中、涼しい映画館で2時間、ハラハラドキドキの世界にどっぷり浸るには最高の映画かもしれません。力が入り過ぎて観終るとぐったり、体力は要ります。笑
JW_メイン            ©Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

 

『ジュラシック・ワールド』

公開:85日(水)全国ロードショー
配給:東宝東和

監督:コリン・トレボロウ
脚本:リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ

 

 

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