There is nothing noble in being superior to your fellow man; true nobility is being superior to your former self” , by Harry Hart, quoting Ernest Hemingway.

「キングスマン」が好きすぎて授業の教材にまでなっているこの頃ですが(アメリカ文化に対するイギリス的視線、ジェントルマンシップの伝統、紳士のファッションに隠された意味と用語とそのパロディ、サイレンスーツの今昔、チャヴと花売り娘とマイフェアレディ、アーサー王物語、スパイ映画の伝統、などなど、学びどころというか、私が得意とする分野の語りどころが満載なのです)、そのタイミングで、読者のSさまより、Kingsman inspiredのすばらしいプライベートCDをご恵贈いただきました。

タイトルも”Manners Maketh Man”。安野モヨコさんがSNSにアップしたハリー・ハートのイラストが添えられています。

1.10.10

そして中身がマニアック。1931年にアビーロードスタジオで録音された「Land of Hope and Glory」(例のクライマックスシーンで流れる「威風堂々」のサビ)はエルガー自身の指揮によるものですが、演奏が始まる前に、なんとエルガーの肉声が聞けます。期待を裏切らないジェントルマンヴォイス。1.10.5

驚きは、1929年の、エルガー作曲による”Beau Brummel”「メヌエット」、エルガー自身の指揮による演奏。不勉強で、エルガーがブランメルの楽曲を作っていたとは知らず、思わず調べてみましたところ、「ボー・ブランメル」という舞台のために依頼された曲だったのですね。メヌエット以外は散逸しているそうです。エルガーの「ボー・ブランメル」についての詳細は、こちらに。

キングスマン&イギリス文化の世界がますます広がり、楽しめるCDでした。かくもマニア度の高い読者に恵まれて、たいへん幸せです。心より感謝します。いっそう面白い読み物をご提供できるようがんばります。

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