“The good historian is like the giant of the fairy tale. He knows that wherever he catches the scent of human flesh, there his quarry lies” (by Marc Bloch)

Googleの検索トップページにシンデレラモチーフ。google
シンデレラだけではなく、さまざまな童話のイメージに変わっていくようですが。

シャルル・ペローの誕生日、生誕388年の記念日なんですね。Charles_Perrault03                                                                 (photo from Wikimedia Commons)

1628年生まれのペローさま。たっぷり豊かな長髪(のかつら)、袖口にも胸元にもレースたっぷり。本の上に右手をおくポーズがいいですね。

最初に引用したことばの補足。歴史家はフェアリーテイルの語り手でもあるということ。歴史になってしまった事象のなかから「人間のにおい」をかぎとって、それをネタに現代人に訴える物語を書く。年代や人名や事象の名称を正確に覚えるのが歴史の勉強だと思いこんでいる大学生があまりにも多いのですが、違うんです。細部はもちろんおろそかにしてはいけないのですが、テストに出しやすい(採点しやすい)だけ。

書き手の視点が違えば物語も違ってくる。だから、「誰がどういう立場でこれを書いているのか?」ということを意識することも重要。長い時間のなかに繰り広げられる因果関係のしくみというか「物語」を読み取っていく作業が、歴史を学ぶ面白さなんですね。その訓練は、現実の社会を見るときにも役立つはずです。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です