I learned long ago that a secret known by only one person remains a secret.” (By Queen Catherine in ‘Reign’)

研究を兼ねてアメリカのテレビドラマ「Reign クイーン・メアリー」を見始めたらこれがユニークで、シーズン1を観終る。かのスコットランド女王、メアリ・スチュアートの波乱万丈の生涯を描くヒストリカルドラマで、メアリーが10代のころから始まります。reign

衣装デザインはメレディス・マークウォース・ポラック。男性には、ホウズの代わりにレザーパンツをはかせ、女性にはアレキサンダー・マックイーンはじめ現代デザイナーのドレスを着せるなど、現代の若い観客を意識しています。そもそも女性の髪がフォーマルシーンでもたなびくロングで、16世紀にこれはありなのか?

というふうに、16世紀の重厚なコスチュームドラマと史実の正確さを期待すると、どこか軽すぎるのですが、メアリー・スチュアートの人生をネタにしたファンタジードラマとして見れば、なかなか面白い。若い美男美女が繰り広げるどろどろの恋愛模様、メディチ家伝来のアートな毒殺、血なまぐさい異教徒、宮廷のなかの「幽霊」、うずまく陰謀・策略、嫉妬、裏切り、そしてスタイリッシュな音楽。狭い世界のなかでなにが出てくるかわからないエピソードの展開が待ちきれないこの感じは、「ゴシップガール」を見ているときの感覚に近い。

衣装デザインについての記事は、たとえばこちら

メアリーを演じるのがアデレード・ケイン、婚約者のフランス王太子フランソワがトビー・レグボ、その異母兄弟セバスチャンことバッシュがトランス・コーンブス。この美男美女の若い三人が視線を引っ張り続けます。軽さに違和感をおぼえる助走期間を少し耐えると、6,7話あたりからぐいぐいと話が面白くなっていき、最後は「え?え?」という展開に中毒症状が起きてきます。シーズン2へ続く。

 

2 返信
  1. ワイエス
    ワイエス says:

    中野さま

    こんにちは。
    (今晩、いえ日付が変わったので)昨晩ですが、
    クイーンメアリーがNHKBSで始まりました。

    クイーンメアリーは
    中野さんのブログのご紹介で
    是非、観たいなあと思っていましたので
    NHK放送で嬉しいです。

    衣装、髪型、
    ストーリー
    主役3人に目が離せません。

    戦争と平和も
    NHKで始まって、
    ナターシャ役でがリリージェイムズ

    この秋は
    イギリス、フランス、ロシアと
    文芸ドラマにはまります。
    ♡♡♡

    シュプール買いましたよ!
    魅惑の香り(KAORI)特集

    メアリ王女も
    血で血を洗う陰謀渦巻く
    ドロドロの宮廷内で
    ハーブウォーターで身を清めていたのでしょうか…

    返信
    • Kaori
      Kaori says:

      >ワイエスさま

      「クイーンメアリー」は、最初の数エピソードは、歴史ドラマにしては軽すぎるなあという印象を受けるのですが、
      それを我慢して(笑)見ていくと、エピソード1の中盤以降からどんどんエグみが増していき目が離せなくなります。
      シーズン2は時間を忘れてほとんど一気に観ました。
      現代を意識したヘアメイク、コスチュームもいいですね。メンズもタイツではなく革パンツ!
      文芸ドラマにどっぷり、というのは最高の贅沢ですね。

      返信

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