取材の合間の空き時間にちょうどタイミングが合ったのでふらっと入って観たMr. Holmes (「シャーロック・ホームズ最後の事件簿」)。Mr. Holmes

イアン・マッケランが演じるシャーロック・ホームズが、隠遁し、死に瀕して、家政婦とその息子との交流も通してようやく心残りだった30年前の事件と折り合いをつけていくというストーリー。

シャーロック・ホームズが実はあの有名な場所に住んでいなかったとか、リアリティがあるのかないのかよくわからない設定は面白いと思ったけれど、全編を通して老いとか死とか失敗のイメージが濃くて、なんだかどんよりした気分が残った映画でした(ごめんなさい、そういう演出なのですが、どうも私には不向きでした。名探偵はスカッと解決してほしいという夢があるのですな)。

家政婦役があのローラ・リニー!? こちらもなんだか夢を奪われたようなショック。いえ、演技はうまいのですが。真田広之も好演。

セリフはイギリスのインテリ的なパンチの効いた言い回しが多々で、印象的でした。以下すべてシャーロック・ホームズのセリフ。

I have been alone. All my life. But with the compensations of the intellect.
(ずっと一人だった。でも、知性が埋め合わせてくれた)

One shouldn’t leave this life without a sense of completion.
(やり残した思いを抱いたままこの世を去ってはならない)

Exceptional children are often the product of unremarkable parents.
(天才的な子供は、凡庸な両親から生まれる)

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