5月発売予定の新刊ゲラと格闘しています。4年超にわたる「サライ」での連載をまとめた本ですが、そのまま収録すればいいってものではないのですね。すべてのブランドの最新データを調査しなおして(堀けいこさんありがとう!!)、ほぼ全面的に写真を
ブックデザインも、すてきなものになりそうです。タイトルには「紳士」が入りますが、女性も親近感をもって手にとりやすい、茶目っ気もある美しい本になります。
いくつかの媒体には4月中旬発売予定と宣伝しておりましたが、ごめんなさい、5月発売に延びました。その分、スタッフ一同、細部まで丁寧に手をかけています。なにとぞご寛恕のうえ、お待ちいただければ幸いです。
☆☆☆
これより下は、最近の備忘録メモより。
☆鷲田清一先生の「折々のことば」(朝日新聞)、3月15日(火)第340回。
「もちろん、自分の魂を痛めつけて、その苦悶の末に考え出したというような労作があらわれるはずもない」(奈良本辰也)
――-大学の研究者が、評価のための資料づくりや資金とりのための作文に追われて、本来の学問ができていない現状に対する、鷲田先生のぴりっとした批判つき。
☆同 3月16日(水)第341回。
「悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。」(正岡子規)
これガツンときました。「如何なる場合にも平気で生きて居る」。この境地に行きたいものです……。
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