2016年4月29日
三菱一号館美術館にて大好評開催中の「パリ・オートクチュール」展。遅まきながらようやく観ることができました。
オートクチュールとは、顧客の注文に合わせてデザイナーの主導でつくられる一点ものの服。19世紀後半にパリに誕生してから現在までの歴史を、およそ130点のドレスや小物とともにたどることができます。
撮影が許可されている部屋がひとつあるというのも、いいですね。カタログの平板な写真ではなく、「来た、観た、撮った」で完結したい願望がささやかに満たされます。笑
ディオール、バレンシアガ、ジバンシー、シャネル、サンローラン、ゴルティエ、ラクロワ、アライア。やはり現物の立体的な構築感は迫力が違い、とりわけ20年代のビジュー縫込みドレスや、バレンシアガの複雑な構成のドレスなど、文字通り目がくらみそうな美しさ。
グローブに金の爪がついたこの手袋は、スキャパレリによるもの。さすがシュールレアリスムの女王。
ドレスは着るとまたちがう顔を見せるので、着てみたらどのようになるのか、あれこれ想像しながらの充実の体験でした。
5月22日まで開催されています。
三菱一号館美術館開館6年目にして初めてのファッション展。今年はあちこちでファッション展が開かれていますね。喜ばしい限りです。
☆☆☆
Special Thanks to Ms. Hanae Sakai
三菱1号美術館パリオートクチュール展
私も行きましたので
いつ、中野さんのブログで感想が
読めるか楽しみでした。
来た!見た!撮った!
さ・す・が・KAORI戦記♡♡♡
私の期待は
パリ・オートクチュール展での中野さんのでのレクチャーを聴いて
来た!見た、会った!(or 聴いた!)
でした。
高橋館長、中野先生のレクチャーを是非!!
(ここで言ってどうする?)
>ワイエスさま
笑。ありがとうございます。一点一点に感想を書いていたら時間がいくらあっても足りないですね。
資料の部屋もすばらしくて居座りそうでした。
あのような展示がこれからも増えていくといいですね。