三菱一号館美術館にて大好評開催中の「パリ・オートクチュール」展。遅まきながらようやく観ることができました。

4.28.10

オートクチュールとは、顧客の注文に合わせてデザイナーの主導でつくられる一点ものの服。19世紀後半にパリに誕生してから現在までの歴史を、およそ130点のドレスや小物とともにたどることができます。

4.28.11
撮影が許可されている部屋がひとつあるというのも、いいですね。カタログの平板な写真ではなく、「来た、観た、撮った」で完結したい願望がささやかに満たされます。笑

4.28.12
ディオール、バレンシアガ、ジバンシー、シャネル、サンローラン、ゴルティエ、ラクロワ、アライア。やはり現物の立体的な構築感は迫力が違い、とりわけ20年代のビジュー縫込みドレスや、バレンシアガの複雑な構成のドレスなど、文字通り目がくらみそうな美しさ。

4.28.13
グローブに金の爪がついたこの手袋は、スキャパレリによるもの。さすがシュールレアリスムの女王。
ドレスは着るとまたちがう顔を見せるので、着てみたらどのようになるのか、あれこれ想像しながらの充実の体験でした。

5月22日まで開催されています。

三菱一号館美術館開館6年目にして初めてのファッション展。今年はあちこちでファッション展が開かれていますね。喜ばしい限りです。

 

☆☆☆

Special Thanks to Ms. Hanae Sakai

2 返信
  1. ワイエス
    ワイエス says:

    三菱1号美術館パリオートクチュール展
    私も行きましたので
    いつ、中野さんのブログで感想が
    読めるか楽しみでした。

    来た!見た!撮った!

    さ・す・が・KAORI戦記♡♡♡

    私の期待は

    パリ・オートクチュール展での中野さんのでのレクチャーを聴いて

    来た!見た、会った!(or 聴いた!)

    でした。

    高橋館長、中野先生のレクチャーを是非!!

    (ここで言ってどうする?)

    返信
    • Kaori
      Kaori says:

      >ワイエスさま

      笑。ありがとうございます。一点一点に感想を書いていたら時間がいくらあっても足りないですね。
      資料の部屋もすばらしくて居座りそうでした。
      あのような展示がこれからも増えていくといいですね。

      返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です