前作の『嫌われる勇気』に続き、息子に「読め」と渡されました。よほど薄幸そうに見えているのでしょう。笑。

shiawaseninaru

感想というより、興味深いと思った考え方の、備忘録メモです。

・「尊敬」とは、「ありのままにその人を見る」ということ。「尊敬とは、その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気づかうことである」。教わる側が教師に抱く感情というよりもむしろ、教える側が、学生に対してもつべき思い、ということですね。その意味で、「教育とは、『仕事』でなく『交友』である」。

 

・人生におけるタスクは3つ。「仕事」「交友」「愛」。重要なのは、それが対人関係の課題であるということ。

・白眉というか、言い切りましたね!と感心したのが、「運命の否定」。「落ちる」だけの愛ならタスクに値しない。「意思の力によって、何もないところから築き上げるものだからこそ、愛のタスクは困難」。「『わたし』だった人生の主語は、『わたしたち』に切り替わる」「自立とは、自己中心性からの脱却」。

・「愛されるためのライフスタイルとは、いかにすれば他人からの注目を集め、いかにすれば世界の中心に立てるかを模索する、どこまでも自己中心的なライフスタイル」。「われわれは、他者を愛することによって、ようやく大人になる」。

・「運命の人」は幻想。それを求めるのは「すべての候補者を排除するため」。「過大な、ありもしない理想を持ち出すことによって、生きた人間と関わり合いになることを回避する。それが『出会いがない』と嘆く人の正体」。

・「踊るのです。わかりもしない将来のことなど考えず、存在するはずもない運命のことなど考えず、ただひたすら、目の前のパートナーと『いま』をダンスするのです」。「互いの手を取り合い、今日という日の幸せを、いまという瞬間だけを直視して、くるくると踊り続ける。あなたたちが長いダンスを踊りきった軌跡のことを、人は『運命』と呼ぶでしょう」。

・「すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら『最良の別れ』に向けた不断の努力を傾ける」

現実はなかなかそのようにいかないものだからこそ、フィールグッド効果はありました……。みながこのように一歩踏み出す勇気を持てれば、「幸せ」に向かえるのでしょうけれど。

 

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です