神奈川県民ですが、小池百合子・新東京都知事の誕生を心よりお祝い申し上げます。

小池さんには二度、お目にかかったことがあります。日本政策投資銀行による女性起業コンペティションのパーティーで。昨年、初めてご挨拶しただけにもかかわらず、今年、「昨年もお会いしましたね」と覚えていてくださいました。どんなに大勢の人がいても、ひとりひとりをないがしろにせず、きちんと目を見て話していらしたのがとても印象に残っています。

今回の選挙戦の闘い方も、痛快でした。多くの方が新聞やウェブ上でも詳しく解説されているので省きますが、きわどい質問や相手からの攻撃にも冷静に受け答え、かえって自分の「利」にもっていくしたたかな受け答えには爽快な感動すら覚えました。

ひとつ挙げるとすれば、池上彰さんによる以下の質問に対する応答でしょうか。

(池上)「小池さんが自民党の東京都から選出されている国会議員でありながら、自民党を敵に回してしまった。なんでこんなに皆から嫌われているのですか?」

(小池)「(中略)嫌われている、嫌われていないということには興味がなくて、嫌われることをやることが政治に必要なことだと思っていますし、林修先生、「いつやるか? 今でしょ!」のあの先生と、『異端のススメ』という本まで出していますので、それは勲章だと思っています」

池上彰も聞き方がうまいですよね。

(池上)「選挙戦の最中、小池さんのことを「厚化粧の女」と呼んだ人がいます。『しめた』と思ったんじゃないですか?」

(小池)「まあ、エールを頂いたようなものですけれども。恥ずかしいんですけど、ここにアザがありまして、それでもうまく隠してキャスターもやっていたんですが、アザのある人って結構、苦労しておられるんですよ。そういう意味では、ちょっとぐさっときたかなと思いました」

小池さんが傷つかないように、気を遣うんじゃなくて、むしろ、政治家としては敵失の幸運だっただろう、という前提で「『しめた』と思ったんじゃないですか?」と聞く。聞く方も賢ければ、答えるほうはさらにあっぱれ。お芝居のせりふになりそうなやりとりではないですか。

これくらい頭がよくて度胸も覚悟もある方に、東京都の「闇」を浄化してほしい、と都民が希望を託しているにもかかわらず、いまだ「処分」だなんだと内輪でごちゃごちゃいっている方々がほんとうに情けない。

新都知事初登庁の朝は、激しい雷雨です。これは雷神ゼウスからの祝福でしょう。ビーコの説によると、人間社会には4つの時代区分があり、古い時代は、雷鳴とともに終わります。

 

*ほんとに蛇足もいいところですが、小池さんのテーマカラー、ピスタチオグリーンは、今年のモード界のトレンド色でもあります。

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