NHK交響楽団90周年記念特別演奏会 パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるマーラー「一千人の交響曲」。

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ステージを埋め尽くすN響楽団に新国立劇場合唱団、栗友会合唱団、NHK東京児童合唱団、そして8人のソロ歌手、響き渡るパイプオルガン、天上から降り注ぐシンデレラのソプラノ(歌手のドレスがシンデレラ色)、後方客席内から轟くトランぺッター、これでもかというくらい畳みかけるクライマックスの連続で、かつて経験したことのない圧倒的な音楽体験でした。

満席の観客からはブラボー、パーヴォの声とスタンディングオベーション、拍手が延々となりやまず。一夜明けても感動の余韻がなお残ります。

愛の賛歌、くじけた魂の救済、処女・聖母・女王・女神の崇拝、そして彼女たちの導きによるより高い天上への誘い。

「矢よ私を貫け 槍よ私を倒せ こん棒よ私を打ち砕け 稲妻よ私を打ち抜け 空疎なもの、そのすべてが消え去るために 不滅の星が 永遠の愛の心髄が輝くために」

「すべての過ぎゆくものは 比喩にすぎない 到達しえないことが ここでは成就される 言葉で表しえないことが ここでは成し遂げられた 永遠に女性的なるものが 私たちを引き上げる」

宗教的な体験に近い神々しい輝かしさで、魂が浄化されていくような感動を味わいました。

幾度もないであろう音楽体験でした。心より感謝します。

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