【ゲストの立場から見たら現場です。勝手に書いてる裏ルポ(その1)(その2)から続く】

ひととおり全員が作り終わり、ようやく全員がほっとして座ることができる時間が訪れました。食べながら品評会と100回を顧みるの巻。

連載を続けるなかで受けたクレームやら行ってきた謝罪やらの数々も、今では半分笑い話になっている。現代の日本社会はささいなクレームに異様に過敏で、主催者側がすぐに作品を撤回したりプロジェクトを中止したりということが多々ありますが、「ナウのれん」は、クレームを何度も受けながら、がんとして連載が続いている。ある方を激怒させ、厳重な抗議を受けたときには、一度、表向きは連載中止にしたという。でもすぐに別のタイトルに変えて連載を復活したとのこと。出版社や編集部の肝の据わり方もあっぱれだし、それにめげず、ギリギリのラインで面白さを追求することをやめない画伯&いでコンビのクリエーター魂もたいしたもの。

そんなこんなも乗り越えての100回だから、偉業ですよね。

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ちなみに、男子4人はビールで。「シャンパンとのマリアージュ」料理は、ひたすら「シャンパンと白ワインしか飲まない」(←今回のキャラ上)シェンシェーが気に入るかどうかを考えて作られたのだった。ネタ的な役柄とはいえ、いやもうほんと、感動しました。役得感謝。それぞれの個性がフルに発揮されたプレゼンテーションで、順位なんてつけられませんよね。

ネタ的な役柄だからこそ、本誌のルポには冠に「美人」とつけられるとか「わたくし」語りとか、嫌がらせに近いムリもありましたが、戯画化された虚構のキャラクターということで。読者にしてみれば、非日常的なキャラのほうが面白いですもんね。

ちなみに、「中野シェンシェー」キャラをこのように書いたことで、いでさんはけっこう内心ビクついていたらしい。「怒ってない?」と心配していました。本が出てしまってからですが(遅いし。笑)

 

 

それぞれの料理ぶりから連想した単語をくっつけたリング名です。レスラーか。

ブリコラージュ綿谷(Bricola Wata)
マイウエイいで(My Way Ide)
スキルド市川(Skilled Ichi)
ビスマルク金森(Otto von Kanamori)

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私からは、連載100年を祝って、スペシャルケーキをプレゼントしました。編集部からは、ナウのれんのチケットが巻かれたシャンパンが。
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いでさん、綿谷画伯、市川さん、金森編集長、あらためて、連載100回おめでとう!

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キッチンの片付けも怒涛の速さで済ませ、出る前に記念写真。

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ここのレンタルキッチンはおすすめです。火力は強いし、あらゆる調味料や器具や食器がそろっているので、材料を買いこんで自分たちでわいわい作りながら楽しめる。お料理ぶりからそれぞれの人がらの一端もうかがい知ることができるのは、なかなか楽しい。

また来たいな!(料理男子を連れて)

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そして一行は三軒茶屋から高円寺へ向かいます。

(裏ルポは続く)

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