「バイオハザード・ファイナル」。原題はResident Evil: The Final Chapter.

resident evil

監督ポール・アンダーソン、その妻ミラ・ジョヴォヴィッチ、二人の娘エヴァー(レッドクイーン役)とファミリーで作り上げているホラーアクションサスペンスSF映画。シリーズの最終章。

ゲーム発の映画ということで、最初から最後まで、次々休みなく襲いくる敵に、不死身のアリスがありとあらゆる戦い方で勝っていき、人類を救うお宝を手にして、自分のアイデンティティを獲得する(←このあたり、脚本がHero’s Journeyをおさえている)。

殺伐荒涼とした世界の終わりの風景が延々と続くなか、不気味きわまりないアンデッドやらクローンやら怪鳥やらモンスター化した犬やハイテクな仕掛けやらが休みなく襲ってくる。アクションの連続で感覚がマヒしてくるし暗くて何が起きてるのかよくわからない。クローンもうようよでてくるので、なにがなんだか。

でもゲームを意識している映画なので、「これはこういう世界観の話だからこの感じがいい」のだそうです(次男コメント)。どちらかと言えば、お化け屋敷のような印象でした。

15年間もシリーズが続くってたしかに偉業。リスペクト。あまりDVDで見直したくはないが。

感染で世界が滅びる。このテーマは最近フィクションに登場する頻度がひときわ上がっている気がする。あながちSFとは片づけられない恐怖を、うすら寒く感じる。

 

 

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