朝日新聞1月17日(火)、オピニオン欄「若手政策の乱」。
koizumi

小泉進次郎氏はやはり人の心に届くことばの使い手だとわかる。Men’s Exの先月号でも、シャツの着こなしのお手本として小泉氏を挙げた時、一部、業界関係者からは不服の声もあったようなのですが、スタイルアイコンはやはりルックス(着こなし)だけではなく、語ることばと行動とともに総合的に見るべきという考え方は変わりません。

「僕は政治を職業だと思っていない。生き方だと思っています。自分の意志でこの道を選んで本当によかった。もし親から跡を継げと言われて政治の世界に入っていたら、おそらく途中で心が折れていたんじゃないかな」

「いまも苦しいとき、自分の能力の限界を感じることもありますよ。でも最後は自分がこの道を選んだという事実が力として返ってくる」

「将来を考えたら、どんどん課題は大きくなる。経験知を積んでおかないと、次の高さは跳べません」

確かな口調と目力で語られるこんなことばの力があり、行動が伴い、信頼感が生まれる。そうすると見る人の目には、「美しく」見えてくる。

かっこよさだとか美しさは、単独で、鏡の中に存在するものではなく、あくまで、周囲の、その人を見る心の中に生まれる。心が幻滅すれば、どんなイケメンやダンディだって、よく見えるはずはない。

 

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です