Ferragamo Signorina in fiore 発表会にお招きいただきました。22日、パラッツイオ・ドゥカーレ麻布にて。2.22.2017.4

シニョリーナシリーズからの新バージョンです。トップは梨シャーベットと柘榴、ミドルに桜とジャスミン、そしてラストノートにサンダルウッドとホワイトムスクが香ります。2.22.2017.3

ロマンティックでフェミニンな印象に仕上がっています。恋の喜びに輝く華やかな笑顔の女性がイメージされています。

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調香師のエミリー・コッパーマンが来日、発表会後に、小一時間ほどインタビューの機会をいただきました。

エミリーはとてもフレンドリーな女性で、なんと4児の母。下は5歳から上は18歳までの子育て真っ最中。

この日は、インタビューとプレゼンテーションが続くハードな一日で、その最後の仕事だったらしいのですが、まったくお疲れも見せず、終始、明るい笑顔を絶やさず丁寧に答えてくれました。

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以下、インタビューを通して伺うことができたことの一部。

・最近の香水のトレンドは、「ソルティ」。エダマメ(英語でもエダマメなんです)やピーナッツ。あるいはプレッツエルのような、塩っぽくて甘さもあるというのがトレンド。「グルマン」系の香りの延長にある。(今回のシニョリーナはソルティではありません、念のため)

・薔薇は多くの香水のベースになっているが、とても大きな可能性を秘めており、異なる香料を掛け合わせることで、まったく思いもよらなかった顔を見せる。男性用の薔薇の香水は、その点、チャレンジのしがいがある。掛け合わせるハーブなどによって、きわめてマスキュリンな局面が現れてくる。

・今回の「シニョリーナ」には主張の強い花を一切使わなかった。強く主張しすぎず控えめな、甘く優しくロマンティックな女性を意識した。(これは日本の男性が女性に求める要素そのままですね、という同席の男性ジャーナリストからのツッコミ)

・桜の花じたいは、香らない。香料として使うときに大切なのは、「桜のフィーリング」。ウォータリーでパウダリー、というのがエミリーの桜に対するフィーリング。

・香水は、パーソナリティとキャラクターをまるごと表現するものであり、「souvenir of memory」。その香水をかぐだけで、その人のことすべてが思い出される、エモーショナルなもの。(everything!とエミリーは強調)

エミリーとともにパーティー会場に戻り、どさくさにまぎれてフォトスポットで撮影。

 

Salvatore Ferragamo Signorina in fiore オードトワレ インターモード川辺より3月1日発売です。

 

 

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