2年ほどまえに公開されていたが、見逃していた映画、”The Theory of Everything”. エディ・レッドメインが迫真の演技でアカデミー賞受賞。

冒頭からケンブリッジのシーンでやられた。トリニティ・レーン、リバー・ケムにかかる橋。60年代の情景だが90年代もあのままだった。

ALSで余命2年と言われてもホーキング博士との結婚を選び、3児をもうけたジェーン。献身的に愛情を注いでいても、育児と博士のケアに追われる現実は必ずしも甘いことばかりではなく、介護士や世話人が入ることで微妙に隙間風が吹いていく。

別れを乗り越えて、3人の子どもを前にしみじみと感慨を分かち合うふたりの「友愛」が、ほろ苦くて何とも味わい深い。

Where there is life, there is hope.   将来を考えると暗澹たる世界が広がって絶望しかかっていたけれど、スティーブンの闘いを前にとてもそんなことは言えなくなった。とはいえ、ホーキング博士は並外れて恵まれていますよね。家族、ケンブリッジの教授、仲間、教え子、ジェーン、介護士、みんなほんとうに善き人たちで、ごく当然のように、彼のために尽力した。余命2年どころか、ホーキング博士は70歳を超えて今日もなお活躍。とてつもない生命力と脳力と幸運の持ち主だと思う。

“There should be no boundaries to human endeavor. We are all different. However bad life may seem, there is always something you can do, and succeed at. While there’s life, there is hope. “ (人間の努力には限界がない。私たちはみな違う。人生がいかに悲惨なものに見えようとも、なにか突破口がきっとある。命ある限り、希望はある)

誰が語るか、によって説得力が違ってくるスピーチ。

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