Tae Ashida 2017 AW コレクション 22日、グランドハイアットボールルームにて。

コレクションの模様は、公式ホームページからもご覧いただけます。ぜひ。

異素材を巧みに組み合わせながら軽やかな印象を与えるテクニックは、さらに進化しているという印象。これまでのTae Ashidaには見られなかったカジュアルな(でも素材は贅沢)ジャケットやボトム、オーバーサイズかと見えるバランスにも新鮮な驚きを覚えました。

「星」のモチーフが意外なところにちりばめられたデザインの数々にも高揚を覚えました。よく見ると高度に複雑なカッティングのドレスは優雅にトレーンをひき、やはりアシダブランドはこうでなくては、というエレガンスの精華。


やはりこうでなくては、と書いたけれど。前回のJA誌で多恵さんにインタビューした際に、もっとも記憶に残っているのが、こんな趣旨のことばでした。「この生地ならばこういう仕上がりだろう、というベテランならではの<らしさ>の慣れから脱却したい。常に、自分自身をいい意味で裏切り続けるような仕事に挑戦していきたい」。

今回も多恵さんは、世間が思いこむ「らしさ」を小気味よく裏切り、新しい可能性を切り開いていったように思います。そこに挑みながら、「らしさ」も少し残してほしい、というのがファンのわがままですが。

今シーズンのショウはこれまでにも増してフロントロウのゲストにモデルや芸能界の方々が多かったようで、芸能ニュースもタエアシダのコレクションの話題で華やかでした。

タエアシダをまとうスタイル抜群の小顔美女たちに眼福を味わう一方、なんだか同じ場所にいることに申し訳なさを感じ、肩身が狭かったです……。

というわけで華やかにフラッシュがたかれているところから離れてひっそりと写真を撮っていただきましたが(^^;)、今シーズンのタエアシダのワンピースとジャケットを着ております。仕事でもパーティーでも、どこへでも臨める、頼もしいセットアップです。髪は5㎝ほど切りました。5センチでは、たいして変わり映えもしませんが。

 

 

さて。

<らしさ>からの脱却という文脈で引き合いに出すのも恐縮なのですが、私も同じようなテーマで依頼を受けることが多く、無自覚にしていると陥りがちなのが「このテーマだったらこの落としこみ方」のような文章パターン。

甘んじていると堕落していきそうになるので、いちいち、厳に戒めています。同じテーマこそ、難しいのです。どうしても事実関係は重なるところもあるけれど、落としどころは変えていかなくてはね。

(だからまったく斬新なルポのお仕事なんて、まっさらな状態で書けるから、ワクワクするし、仕事も早くなるのです。笑 もともと旅ライターから出発していることもありますが)

 

 

 

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