メキシコの地震、アメリカ各地で続くハリケーン。巻き込まれ、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご家族にお悔やみを申し上げます。

熊本、秋田でも地震が起きましたが、これも太陽フレアの影響なのでしょうか。科学者ではない私にはわかりませんが、すべての現象はどこかでつながっているのかもしれません。

アメリカの報道では、隣国が何らかの軍事行動を起こす日として9月9日という日も挙げていますが、だからといって一般人がなにか対処できるわけもなく、とりあえずは慎んで日常の業務を淡々とこなすことがやはり最善の過ごし方と思われます。

 

Cloud Atlas。これも美容院で、私が好みそうな映画として美容師がチョイスしてくれた一本。長い長い映画でしたが、見ごたえあり。

奴隷貿易時代、同性愛バッシング時代、現代、近未来のネオソウル、崩壊後の世界、など6つの世界が描かれる。監督はラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ。俳優たちはそれぞれの世界で違う役柄で登場する。まったく違う世界に見えて、すべての時代が何らかの形でつなっている。虐げられた人たちの覚醒と革命。それぞれの時代で人生を終えてもそれが終わりではなく、また別の時代、別の場所で魂が生まれ変わり、生き続ける。どこか宗教的で、壮大な物語。「火の鳥」形式というか。映画は絶妙なカッティングで6つの時代を交錯させていく。すばらしい編集テクニック。

ネオソウルに出てきたチャン役のジム・スタージェスは美しかったな。ほかの時代ではまったく違うメイクをして別人になっているけれど。西洋人なのか東洋人なのか曖昧で(この時代になればそんなことはどうでもよくなっているのだろう)、人間なのかクローンなのかもよくわからないほどの近未来的で無機質な美形。

                                                                            (Photo from Internet Movie Data Base)

そのジム・スタージェスと恋におちるクローン、ソンミの覚醒。ソンミは前時代から受け継がれたことばを学び、覚醒し、語ることによって女神となり、ことばは神託となって時代から時代へ受け継がれていく。

Our lives are not our own. From womb to tomb, we are bound to others. Past and present. And by each crime and every kindness, we birth our future. (私たちの命は自分のものではない。子宮から墓場まで、他者とつながっているのだ。これまでも、これからも。一つの罪、一つの親切が、私たちの未来を作っている)

あらゆるシーンが示唆に富んでいて、深い余韻が残る。

 

*書き終えたところで、ピエール・ベルジェの訃報が届く。イヴ・サンローランの公私のパートナーとして、サンローランというブランドの創設と発展に多大な貢献をした方。この二人の功績が、20世紀の数々の社会変革を促した。ムッシュウ・ベルジェのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。「クラウド・アトラス」の世界観でいえば、ベルジェの魂は次の世界で生まれ変わり、そこで再びサンローランと出会い、その時代に必要な美しい変革を起こしていくのかもしれない。

 

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