アクア・ディ・パルマ。かねてより愛用しているニッチ系のフレグランスブランドで、この夏は、イタリアで購入してきたBlu Mediterraneo シリーズのベルガモットをヘビーローテーションで使っていました。深呼吸したくなる心地よい柑橘系の香りで、上質な天然香料から作られているので誰にも不快感を与えず自分も疲れない。ジェンダーを問わない逸品です。


Blue Mediterraneoのシリーズ。ボトルの色も地中海ブルーで、飽きのこないシンプルなデザインです。

そのアクア・ディ・パルマがLVMHグループの傘下に入り、日本ではIntermode Kawabeが独占輸入発売を行うことになったという。新製品のお披露目を兼ねた、発表会。イタリア大使館にて。

駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ氏のあいさつのあと、


LVMHジャパン社長のノルベール・ルレ(Norbert Leuret)氏のあいさつ。とても頭の切れる方で、外国人CEOによるこんな当意即妙のおもしろいスピーチ、はじめて聞いた。


通訳の「???」な仕事ぶりまで巻き込む面白さで会場は笑いの連続。いったいこの人は何者だろうと思って調べてみたら、前職はザラ・ジャパン取締役兼最高経営責任者(CEO)だった。1997年からLVMHグループ傘下のケンゾー・ジャパンでマネジング・ディレクターと社長をつとめ、2003年にアシェット婦人画報社の社長に就任。06年からザラ・ジャパンで、2016年よりLVMHジャパンの社長という方でした。トップ歴任の経歴に納得。やっぱり、選ばれる人は突き抜けている。

その後、ブランドマネージャーによる解説。これまで知らなかったアクア・ディ・パルマの歴史やストーリーがとても面白い。一部、興味をひかれたキーワードを以下にメモします。

・ブランドの始まりは1916年。カルロ・マナーニというテーラーが、顧客のためのスーツを包む薄紙に、ファイナルタッチとしてつけたのが「コロニア」。これは今でも処方が変わっていない。

・肩ひじをはらないのがイタリアのエレガンス。ゆっくり、時間をかけて手作りをするので、同じものが二つとない。しかし、この不規則性こそが人間らしい完璧さの証。

・Mastering Simplicity. シンプルを究める。よけいなものを捨て、素材を輝かせること。

・Perfectly Imperfect. 欠点があるからこそ、人間として完璧なのである。

・Sunny Sophistication. 太陽のような洗練とは、リラックスした内面、そして笑顔。

・A New Nobility of Heart.  気高さとは、あるがままでいることから生まれる。

新作はコロニア プーラ。夫であり父親、そして上質な喜びを求める開拓者というイメージ。品格があり、カジュアルでおおらかな明るさをもち、若々しいエネルギーにあふれる、ストレートな男らしさを持つ男。(←おっと、欠点がなくて、完璧ですね。)

9月22日発売です。

(今回の新作、コロニア・プーラはメンズフレグランスとして売られますが、アクア・ディ・パルマのラインナップにはレディスもあり、ユニセックスもあります。とはいえ、ほとんどの製品がジェンダー問わずに使えます……と私は思っています。)

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