次男が短期留学していた学校、マフランギカレッジのあるワークワースへ。


オークランドから車で1時間以上。途中の道路脇に見える羊、羊、牛、羊、羊…。タクシーの運転手さんによれば、ニュージーランドでは人の数より羊の数のほうが多いとか。


タクシー代がおそろしく高い。レンタカーを借りるかタクシーか。知人に車を出してもらうのでなければ、ほかに移動の手段はないのだ。

学校の環境はすばらしい。どこまであるのか、果てしなく広く感じられる広大な敷地に、たくさんの校舎、ラグビー場、テニス場、サッカー場…。


建物は、学校も含め、平家建てが多い。土地が広いので、上に高くする必要がないのですね。

パトカーが派手。治安はとてもよいそう。

ワークワースの町じたいは、日本の地方によくある小さな町のような感じ。巨大なスーパーマーケットがあり、小売店があり、不動産会社があり、役場があり、パブがあり、図書館があり……。そのくらい。17時でほとんどすべて閉まってしまう。


ワークワースでは、(そういえばクイーンズタウンでも)男性のスーツ姿を見ていない。着る必要がないのだ。学校の先生も運動着にサンダル。ジャケットを着ていてもネクタイはしない。町で唯一の❓メンズウエアショップでもジャケットが飾られていない。


人口も少ないので、競合する必要がなく、夕方は早く仕事を終えて家に帰って家族と過ごす。そのようなライフスタイルなのだそう。


真っ暗な町で少し明るい感じがしたパブで夕食。夕暮れから夜にかけての町全体が、デビッド・リンチが使いそうな映画音楽が流れてくる雰囲気でありました。

翌朝、ワークワースから少し離れた住宅街のホームステイ先のみなさまにご挨拶。住宅もやはり平屋建てが立ち並ぶ。広大な敷地があるから、横に広げればいいのだ。家で過ごすことが多いというだけあって、インテリアのレベルがとても高い。どの家庭も犬と猫を飼っている。おもてなしもあたたかくて、穏やかに、豊かで平和な暮らしが営まれているなあという印象。

桜満開。

そしてオークランドを目指し、どこまでも続く緑を眺めながら再び車で移動。

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