Armani ウィメンズ2018SS Exhibition。

EMPORIO ARMANI のテーマは「freEAdom」(原文のまま)。自由な精神を持ち、自在に生きるダイナミックな女性がイメージされています。

空気感のある軽やかなボリューム感と、淡い色合い。型にはまらない幅広いアイテムを提案。


ブランドのアイコン、イーグルマークをかたどったバッグ。イーグルのように自由に空高く飛翔せよというメッセージがこめられているとのこと。


イーグルマークは、上の中央のブラウスにも見られます。写真ではわかりづらいのですが、イーグルマークが大きく透けて見えるのですよ。

こちらのアップの写真だとおわかりでしょうか。

そしてGIORGIO ARMANIは、「アーティストのアトリエ」がテーマです。マティスの絵画を連想させるプリントや、アーティストのアトリエに置かれているキャンパスを連想させるようなプリントが登場しています。


私が好きだったのは、このカットワークが施されたジャケット。写真ではわかりづらいのですが、ていねいな技巧が凝らされた、職人技が光る服地なのです。

洋服のインパクトに引けをとらない、主張のあるバッグ。シューズはヒールの部分に目が引き寄せられます。

全体的に、装飾がやや多めのコレクション。多くのラグジュアリーブランドはいま、装飾過多気味の方向に振れているという印象です。

 

ブランドの展示会に行くと、帰途やや虚しくなることも少なくないのですが、それは、完璧すぎる理想像(男性像、女性像ともに)が提案されていることと無関係ではないかもしれません。その「夢」の部分にこそブランドの価格の意味があるのですが。

リアルで等身大の自分を愛せよ、というメッセージが氾濫していますが、正直なところ、そんなもん、愛せる訳がない。いや、とっくの昔に折り合ってご自分自身と愛し合っている方も多いと思います。そのような幸福な方はそもそも「ファッション」にはあまり関心を示さないことも多い。

ファッションブランドが、「もっとこうだったら素敵だよね」と提案する夢の形。それを肯定し、支持することで、ますます「等身大の自分」がいやになるという矛盾。虚しさの正体はそれもあるかなあ。

それはそれ、これはこれ、と割り切って楽しむ主体の強さ、ないし良い意味での「軽さ」も必要なのかもしれません。それこそ、エンポリオのように「エアリー」な。

 

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