「映画バー」にもなっているル・パランの本多氏が「特推し」して勧めてくれた韓国映画の「お嬢さん」。パク・チャヌク監督。

初期のアルモドバルやホドロフスキー、リンチ、園子温を見たあとの衝撃に連なる。耽美的で残虐で官能的で緻密で濃厚、なのにどこかユーモア漂い洒脱な感じも残る骨太な脚本の、全く予想がつかないだまし合いサスペンス・スリラー系純愛変態復讐映画。不思議な浮遊感覚を醸すのは、韓国語なまりの日本語。振袖が広がるさまも美しい。最後の男たちの死に方までもがどこか文学的。死に際のセリフがなぜかこの人に相応しくて笑えて納得というのは絶妙。映画はやはりこれくらいの洗練とばかばかしさとインパクトがなくては。

しかし、ホドロフスキーを絶賛して思い切り引かれたことがある身においては、あまり大声で勧めてもいかんかなという遠慮もありますが。R-18。

 

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