鎌倉アンティークス&ギャラリーのニューイヤーパーティー(27日)。


鎌倉アンティークス代表の土橋正臣さんは、イギリスのインテリアやアンティークの食器や家具についてマニアックな博識(という言い方も矛盾してるかもしれませんが)を誇る方で、先の投稿でも触れましたが、その分野で疑問点が出てきた時には、教えを仰いでいます。

大船にある本店。普段は予約制とのことです。


赤が印象的なヴィクトリアンルーム。カーテンパネルは、カーテンのようにひだがない、一枚布のパネルなのですが、ひだが自然に生まれる特別なファブリックを使っているため、ひだのあるカーテンのように見えます。

壁の赤は、イギリスから取り寄せたという塗料で塗られています。日本の塗料ではこの赤が出ません。上、中、下からの照明が当たることで落ち着いてリッチな印象の赤に見えます。

アコーディオンの大塚雄一さん、ヴァイオリンの渡辺美貴さんによる生演奏もあり。大塚さんは足に鈴の楽器もつけ、これも駆使してヴァリエーションのある演奏をお聞かせいただきました。おふたりとも歌も上手い!


こちらはエドワーディアンブルーの間。これもろうそくの灯(と似た照明)が当たることで、落ち着いたブルーに見えます。塗料はイギリス製。

イギリスのアンティークに囲まれ、ブリティッシュケーキハウスの小澤夫妻が作るパーティーフードやスイーツを楽しみながら、イギリスオタク20名ほどでそれぞれの分野で突出した情報を交換し合うという濃いひと時。「ダウントンアビーの暖炉の上の置物の時代が合っていない」とかハイコンテクストすぎる会話。

飲み物をサーブしてくれるバトラーは、RSVP編集長の新宅久起さん。タキシード姿がとても決まってました。

その後、鎌倉山にある別館、鎌倉アンティークス・ティールームへ。移動は直輸入のロンドンタクシーで。土橋さんは年代の異なるロンドンタクシーを数台、所有していらっしゃいますが、維持のために注ぐエネルギーや費用が莫大とのことです。私用で車が必要なときは、カーシェアリングで済ます。愛せるアンティークは所有したいが、持ちたくないものは買わずレンタルで十分……とその姿勢は一貫しています。

別館はおそろしいところです……。ほしくなってくるイギリスのアンティークが盛りだくさんで。ひとつひとつ、解説を聞きながらモノを通したイギリス文化を学べる豊かな時間でした。

壁にぎっしり絵を飾るのがイギリス流なのですが、こつは、底辺を揃えないこと、だそうです。中心を揃えていく。このバランス感覚はもっと経験を積んで、絵を大量に「observe」していかないとわかりそうもない。


これらも全部売り物!ということで喜んでしまった私はこの標識の、シャーロックの顔のシルエットつきバージョンを買ってしまいました。Baker Street W1。どこにかけておくんだ……。帰宅後、息子たちの思い切り冷ややかな視線が痛かった。いやまあ、現実逃避したくなったときに脳内だけでもベイカーストリートにワープできたら安いものではないか。

 


鎌倉アンティークス代表の土橋正臣さん(左)、RSVPの編集長、新宅久起さん(右)。写真では隠れてしまいましたがカフリンクスはシルバーのテディベア。ホスピタリティあふれるサービスをありがとうございました。

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