過去作品pdf化できたものシリーズ。前回、子供に任せたら何が何やらわからなくなり、しようがないので自分でやってみたらおそろしく手間がかかることが判明。追々、仕事の合間に不定期にアップしていきます。そうこうするうちにも次の締め切りくるし。単行本もあるし。合間っていつ。

順不同です。自分で書いたものが主ですが、インタビューを受けたものもあり。インタビューを受けた記事は「談」と書いてあります。タイトルをクリックするとpdfにとびます。不備あればお知らせください。

「ジョルジオ・アルマーニというブランドが男のスタイルにもたらしたもの」  (Men’s Precious 2015年5月号 2015年4月6日発行)

・ 「ラ・マルセイエーズを! たかが酒場のワンシーンに込めし『尊厳』」(Men’s Precious 2014 年11月号 2014年10月6日)←「カサブランカ」はボギー絶賛ばかりなのですが、実はヴィクター・ラズロのかっこよさが見逃されているのではないかというお話。夫にするならヴィクターだろう

・ 「真夏の夜の嵐」(クロワッサンPremium 11月号  No.60  2012年9月20日)←めずらしく小説スタイルで香水を紹介してみた

 「愛に理由などありません ~『アンナ・カレーニナ』~」(WWD 2013 Spring 2013年2月25日)

・ 「これで王妃もギロチンへ行けるわ ~『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」(WWD 2012 Winter 2012年11月30日)

・ 「ファッションに見る平和のムーブメント」(25ans 6月号 No. 429 2015年4月28日)談

・ 「クール・ビューティーの心意気」(ミセス 7月号 No.691  2012年6月7日)

・ 「オヤジが巻物を必要とする理由とは?」(LEON 3月号 No.137  2013年1月24日)談

・ 「時代を超えて人々の記憶に輝き続ける60~70年代のジェットセット・スタイル」(Men’s Precious × Precious 2012 spring 付録 「Gucci 男と女の旅する名品物語 2012年4月6日)

・ 「品格こそサクセスの条件」(25ans 2012年1月号 No.389 2011年12月26日)

 

 

Web LEON に記事が掲載されております。「『男』のお洒落にはどうして論理が必要なのか?」

数年前にインタビューを受けた記事ですが、あらためてウェブ版にアップされました。紙媒体の掲載のみというよりも、ウェブに掲載される方が結果として「長く読まれる、保存できる」というメリットがありますね。(忘れてほしいのにずっと残っているのがデメリットというのもたまにはありますが)

 

このような大雑把なジェンダー分けはトランスジェンダー時代において、ナンセンスとも感じられることもありますが、たしかに「メンズ」ファッションの領域は論理だらけですね。後づけのヘリクツも多いですが、それも含めて楽しむべき世界なのかもしれません。

 

 

 こちらはLEON最新号です。

The Show must go on.

 

ラ・コゼット・パフメ第10回のゲストとしてお招きいただき、「ファッション史から読み解く香水」をテーマに講演しました(25日)。日仏会館にて。21種類もの香り(新製品の試香を加えればそれ以上)を試しながらの濃厚な120分でした。

参加者のレベルが高く、美容・香水のプロフェッショナルの方のみならず、会議通訳の方、広報の専門家、空間デザイナーなど、各分野の勉強熱心な方がずらり。専門家ではなくとも関心の高い主婦の方やブログ読者の方もいらしてくださり、熱心にノートをとりながらご参加くださいました。

一番の驚きだったのは「20年前、駒場で中野先生の授業を受けていました。もう一度ぜひ先生の歯切れよい講義が聞きたくて今日はやってまいりました」と言ってくださったお客様(にして元学生さん)。20年前の駒場。東大教養学部で英語の非常勤講師をしていた頃です。一クラス100人程度の授業だったのでお一人お一人は覚えていないのですが、なんとまあ。どこでどんな風につながるかわからないものですね。あの頃も一回一回の授業に準備の時間をかけ、学生の関心をひきつけておくために細部まで工夫を重ねていました。(同僚には、時間の無駄、と笑われながら。)こうして20年経ってそのように記憶し、わざわざ来てくださる元学生がいる。当時の「無駄な努力」が少しだけ報われたようで、感無量でした。

男性の参加者も3名いらして、彼らのコメントも鋭く、ユニークな見方に盲点をつかれます。

たとえば、No.5がたっぷり配合された合成香料アルデハイドの原料香に対し、男性からは「カブトムシのにおい」とのコメントがあったのです。そして賛同するもう一人の男性。これには意表をつかれました。まさかのカブトムシ。シャネルNo.5が男性ウケするのは、実はそのあたりに理由があるのか?!(子供の頃遊んだ、なつかしいカブトムシの匂い……って? 笑) ほかにも仰天ものの例えが多数あり、参加者の表現力にうなりました。

 

主宰の地引由美さんは、多数の香水ボトル現品をご持参くだったばかりでなく、下準備として人数分のムエット(試香紙)に試香用の香水をつけてご用意くださっておりました。おかげさまで、ぎっしり詰め込みの内容だったにも関わらず、ムエットの用意に手間取ることなくスムーズに話を進めることができたのです。感謝!

最後には大輪の薔薇(All for Loveという名)までご恵贈いただき、感謝感激。忘れがたい一日になりました。ご参加くださいましたみなさま、主宰者の地引さん、そしてきめ細やかな心配りでサポートしてくださったアシスタントのみなさまに、重ねてお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

近年盛んな企業アロマの話に関連付けて、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町で使われているオリジナルアロマを入り口で焚き、みなさまをお迎えしました。日本らしさ+最先端というホテルのイメージをより鮮やかに脳裏に焼き付ける、深みのある上質感と落ち着きを感じさせるアロマです。フランキンセンスの効果が比較的強く出ることもあって個人的に気に入っており、自宅ではリピート使いしています。(ザ・プリンスギャラリーのベルデスクで購入できます。) 機会がありましたらホテルに足をお運びいただき、この香りを体感してみてください。

フランキンセンスはキリスト生誕の際に東方の三賢者から贈られた三つの贈り物のひとつで「偉大なる預言者となるように」との願いがこめられていたと伝えられています。インスピレーションを冴えたものにしたいときにはおまじないがてらフランキンセンス!です。

 

<追記>

ラ・コゼット・パフメのウェブサイトにも、ご参加くださいましたみなさまのお写真を中心に詳細が紹介されています。

 

 

 

明治大学での5年×2期の任期が満了となります。(厳密には3月末までですが、実質、春休みに入るためほぼ任務は終了です。今後、大学あてに郵便や書籍を送らないでくださいますよう、お願い申し上げます。)

10年の長きにわたり、楽しくエキサイティングな時間を過ごさせていただきました。日々、新鮮な発見や出会いに恵まれ、貢献と成長を実感し続けられた、この上なく充実していた最高の日々でした。

同僚のみなさま、事務職員のみなさまより、とてもよい香りの花束とともに、あたたかな言葉のシャワーを賜りました。心より嬉しく、深く感謝申し上げます。ありあまるほどの豊かな思い出をいただけたのは幸せなことでした。ひとえにみなさまのおかげです。

 

10年の間に、多くのすばらしい方々に授業のゲスト講師としてご来校いただきました。大学規定の薄謝(ときには謝礼が出ない)にもかかわらず、「ノー」とおっしゃる方はひとりもいらっしゃらなかった。超多忙のスケジュールの都合をつけて、ときにはバリ島、ミラノ、京都、気仙沼といった遠方から、「次代をになう学生さんのために」と快くかけつけてくださいました。ご多用のなか、講義後の懇親会でも親しく学生に接していただいたりもしました。それぞれのご専門分野の知識や伝え方ばかりでなく、なによりも、人としての在り方に多くを学ばせていただきました。翻って、分野の違う人々をも感化する影響力というのは、トータルな人間としての経験と学びの積み重ね、その豊かさから放たれる魅力からしか生まれえない、と確信するにいたっています。

おそらく、仕事であれ研究であれ趣味であれ対象はなんでもいいのだと思う。それにどのように向き合って、どれほどの情熱を注ぎ、どのような時間を積み重ねていくのか、そのプロセスそのものがお宝として輝きを放っていくのでしょう。ゲストの方々はそのお手本のようでした。なかでも若くして故人となってしまわれた山室一幸さん、藤巻幸夫さんの情熱ほとばしる語りとカリスマ的な魅力は、鮮烈な印象を残しています。鳥肌が立つほどのインスピレーションを与えたお二人の面影は、ずっと学生たちの胸に生きているはずです。そして人生は短く、会いたい人には躊躇せず会っておくべきということ、お会いしたらそれは一期一会となるので最高の自分で向き合うべきということを、悲しみとともに学んだと思います。……と書いてみて、はたと気づいたのですが、山室さんも藤巻さんも、私たちの心の中にまだ生きているのです。無理を申し上げて来ていただいて、ほんとうによかった。

すばらしいゲストのみなさまに、あらためて、感謝申し上げます。御恩は、忘れません。(万一、リストからお名前が漏れてしまった方がいらしたら申し訳ございません! うっかりミスなのでどうかお知らせくださいませ。)


・2017.11.27   株式会社マイクロソフト 澤円氏
「グローバル人材に求められるプレゼンテーション術」

・2017. 7.4        尾原和啓氏
「VRが変える未来」


・2017.10.16   キーン・エトロ氏(ETROデザイナー)× パンツエッタ・ジローラモ氏
「イタリアン・ファッションとイタリア的な生き方」


・2017.6.26 ファッションフォトグラファー シトウレイ氏
「『好き』を仕事にする」


・2016.11.18 ファッションレスキュー代表 政近準子氏
「装力で人生を切り開く」


・2016.11.14  株式会社 aeru 代表取締役社長 矢島里佳氏
「伝統を救い、社会に貢献する起業」


・2016.7.5  Forza Style 編集長 干場義雅氏
「モテるための不断の努力がビジネスにおけるモテにつながる」


・2016.6.10 W. David Marks 氏
「日本を救ったAMETORA」


・2016.6.6  ファッションレスキュー中村龍太氏、頼富雄介氏
「ビジネススーツの正解」

・2015.12.18  マジシャン GO!氏
「人生を切り開くマジック」


・2015.7.10  ファッションデザイナー 渋谷ザニー氏
「黒色と生花 権力の表現としてのファッション」


・2015.7.3 LEON 編集長 前田陽一郎氏
「ファションとはなにか? 編集の実際と情報の集め方 」


・2015.5.25  気仙沼ニッティング代表 御手洗瑞子氏
「気仙沼ニッティング 起業」


・2015.5.8  日本風呂敷協会  宮井(株)久保村正高氏 大工原智子氏
「風呂敷の歴史と基礎知識 結び方の実践講座」


・2014.11.5 「ヌメロトーキョー」エディトリアルディレクター 軍地彩弓氏
「ファッションメディアのこれから」


・2014.12.1 クリエイター 串野真也氏(masaya kushino)×森川マサノリ氏(Christian Dada)
「世界に羽ばたく日本の若手クリエイター」


・2014.7.4  日仏フレグランス文化財団代表理事 地引由美氏
「香水の基礎知識 歴史からまとい方まで」


・2014.6.2 作家 鈴木光司氏
「日本発コンテンツ、世界へ」


・2014.5.23  デザイナー 坂部三樹郎氏(mikio sakabe)×山縣良和氏(writtenafterwards)
「ファッションは魔法:服を超えて、新しい人間をつくる」


・2013.12.6  デザイナー 堀畑裕之氏(matohu)
「日本の美」


・2013.11.11 ブリティッシュ・ラグジュアリー・ブランド・グループ代表取締役社長 田窪寿保氏
「ラグジュリーブランドのマーケティング」


・2013.6.7  ファッションジャーナリスト 生駒芳子氏
「エシカルを着た悪魔」


・2013.5.27  ファッションイラストレーター 綿谷寛氏×ソリマチアキラ氏
「ファッションイラストレーションを考える」


・2012.12.4  参議院議員 藤巻幸夫氏
「日本のモノづくり、世界へ」


・2012.11.9  ファッションレスキュー代表 政近準子氏
「パーソナルスタイリストの仕事とは」


・2012.6.1  著述家 湯山玲子氏
「ファッションのお見立て」


・2012.5.21 WWD 編集長 山室一幸氏
「ファッションジャーナリズムとは」


・2011.12.5  テイラー信國大志氏
「ファッションとは、何を着るのかではなく、あなたは誰なのかを問うこと」


・2011.10.21  ファッションディレクター 干場義雅氏
「ファッション雑誌の舞台裏」

 

社会人向けの公開講座でも、すばらしい専門家の方々のご助力を得ました。コーディネートさせていただいた講座は、以下の通りです。

・2016年10月 明治大学リバティアカデミー 野呂エイシロウ氏
「個人・会社を有名にするPR戦略」講座
・2016年4月~6月 明治大学リバティアカデミー 地引由美氏
「香水学」講座
・2016年5月 明治大学リバティアカデミー 綿谷寛氏 (ゲスト ホイチョイプロダクションの馬場康夫氏)
「メンズファッションイラストレーションの世界」講座
・2015年11月11日 明治大学リバティ―アカデミー 田窪寿保氏 (×中野香織)
「ブリティッシュ・ラグジュアリー・ブランドビジネスの秘密」
・2015年10月 明治大学リバティアカデミー 堤信子氏
「一瞬にして人の心を捉える第一印象と話し方」講座
・2015年4月~6月 明治大学リバティアカデミー 地引由美氏
「香水学」講座
・2015年4月 明治大学リバティアカデミー 綿谷寛氏 (ゲストモデル 俳優の〇原〇介氏)
「おしゃれ似顔絵教室」


 


そして最後に、last but not least,  もっとも大切なOGOBのみなさん。授業をとってくださった、10年間で延べ6000人分ぐらいの学生のみなさんにも、心より感謝申し上げます。最も多かった時には一クラス300人近くのマンモス授業で、当初はコントロール不可すれすれで悩むこともありましたが、毎回、メンタルを鍛えプレゼンテーションを工夫し、最近ではどのような大人数の聴衆の場に出てもさほど緊張せず、参加者とコミュニケーションをとりながら自分らしい話し方で伝えられるようになりました(まだまだ洗練には程遠く、発展途上ではありますが)。そう考えると、私自身の修行のための尊い10年間でもありました。文章だけ書いていても、こんな能力はとうてい鍛えられませんでした。

公開講座に参加してくださったみなさまにも心より感謝します。とりわけ忘れられないのが2015年6月の「シャネル、ディオール、サンローラン」講座。430名のご参加という伝説の講座になりました。この講座はじめ、毎回、大好評を博し、すぐに定員が満席になるということで事務職員の方にもとても喜んでいただけました。

公開講座はじめ、しばしばトークショーに参加してくださる読者の方から、かつてこのようなカードを頂戴したことがあります。私が書いたり話したりしたことば(迷言?)の断片をスクラップしてくださった、とてもお心のこもったカードです。自分の発信の影響力を常に意識しておくためにも(無意識に放った言葉が誰にどのような影響力を与えるかわからない)、研究室に飾っておりました。あらためて、ありがとうございました。

専門の研究科目というよりも、多様な領域に進路を求めていく学生を擁する大学の性格を考慮し、学生に対しては、学問に対する向き合い方、ひいては人生そのものに対する向き合い方を学んでいただけるような教育を第一に考えていました。それを体得すれば、どの分野に進もうと応用が利くからです。その意味では伝統的な人文学の王道をいっていた「ファッション学」であったと思っています。


人文学の教養もセットで教え込み、社会に向き合うご自分のアイデンティティをも確立してもらう契機とするために、苦肉の策として考え出した「ファッション学」における「ファッションの構成要素」は上のようなものです。これらすべての要素をトータルで学び、考えてもらうのが中野香織による「ファッション文化史」であり「モードの神話学」でありました。

こんな自由奔放な教育をご寛恕くださった明治大学には感謝してもしきれません。ありがとうございました。この10年の成果が未来の世界のあちこちでタフに生きていることを信じています。お世話になりましたみなさま、ごきげんよう!
Thank you with Love and Respect.

 

 

「UOMO」4月号も発売です。

横浜美術館での展覧会「ヌード 英国テート・コレクションより」にちなみ、ヌード特集が組まれています。

そのなかで、「人はなぜ、服を着るのか?」について語っております。ライターの方がまとめてくださいました。中野京子さんやみうらじゅんさん、篠山紀信さんも独自のヌード論を語っていらっしゃいますよ。本誌をぜひ手に取ってご覧くださいね。

この特集は写真がヌードアートだらけのためか、dマガジンでは読めません。本誌のみです。

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「GQ」4月号発売です。

「大住憲生×中野香織×Dの、世代を超えた座談会 ジェントルマンってなんだ?」が掲載されております。収拾がつかないのではと思われた内容をまとめてくだったのは今尾直樹さんです。ありがとうございました。

 

字面だけ読むとなんだか私がうら若いDくんをからかっているようにも読めるかもしれませんが、それは面白く読んでいただくためのライターさんの腕の見せどころでもあり。もちろん現場では三者互いにとてもリスペクトしあえた、楽しい雰囲気でしたよ。

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小平奈緒選手と李相花選手の美しすぎるハグ写真とその背後のストーリーにも思わず感動の涙が流れてしまいましたが、こちらもとても感慨深い写真でした。

ロンドン、2月20日午後。ロンドン・ファッション・ウィーク中、リチャード・クインのコレクションをフロントロウで鑑賞するエリザベス女王とアナ・ウィンターです。女王のお茶目な笑顔も素敵ですが、なんと氷の女王アナ・ウィンターが歯を見せて笑っておりますよ。写真はWWDのフェイスブックページより引用させていただきました。

このたび英国デザインに対し、「エリザベス女王賞」が創設され、記念すべきその受賞者の一人目として、リチャード・クインが受賞しました。エリザベス女王のフロントロウ参加はサプライズだったようです。

WWDの記事はこちら。写真も豊富です。上の写真左が受賞者のクイン。ナイキのスニーカーにチェックのシャツとTシャツというワーキングクラス・スタイルがどことなくアレキサンダー・マックイーンを思い出させますね。淡いブルー(WWDはDuck Egg Blueと表現。アヒルの卵色。この発想は日本にはないな)の女王のスーツは、アンジェラ・ケリー担当。ケリー氏は女王のワードローブを26年間管理していらっしゃいます。世間のトレンドに左右されないザ・クイーンズ・スタイル。

以下は、ロンドン・ファッション・カウンシルのPRマネージャーから昨夜届いたプレスリリースの一部です。関係者のみなさまの喜びと誇りが伝わってきました。後日、なにかの記事に引用させていただくかもしれないことを予想し、こちらにアップさせていただきます。(メールも埋もれて探すのが困難をきわめるので…)

“Her Majesty The Queen today presented the inaugural Queen Elizabeth II Award for British Design to emerging British fashion designer Richard Quinn.

The Award, initiated in recognition of the role the fashion industry plays in society and diplomacy, will be awarded annually, presented by a senior member of the Royal Family, to an emerging British fashion designer of womenswear, menswear, or accessories that shows exceptional talent and originality, whilst demonstrating value to the community and/or strong sustainable policies.

Richard Quinn was selected by British Fashion Council (BFC) Chief Executive Caroline Rush CBE and its Ambassador for Emerging Talent, Sarah Mower MBE based on the above criteria. Richard is a leading emerging fashion talent in the UK, recognised for his exceptional prints and has already been marked for success as part of the BFC’s NEWGEN talent identification and support scheme. Already selling to leading stores around the world, his ethos of collaboration goes beyond his design business which has seen collaborations with global stores such as Lane Crawford and Matches, into creating a print studio, offering high quality, price accessible services to students, his peer group of emerging designers and more recently offering sampling services to more established businesses such as Burberry and JW Anderson.

The idea of the Award was raised by Her Majesty’s Personal Advisor, Ms Angela Kelly, who has orchestrated The Queen’s wardrobe for over 26 years. Following Her Majesty’s 90th birthday
celebrations, it was agreed that an Award would be created to recognise emerging British Fashion
Talent in the name of Queen Elizabeth II, to provide a legacy of support for the industry in recognition the role fashion has played throughout The Queen’s Reign and continues to play in diplomacy, culture and communications.

Each year a designer will be selected by the BFC, in collaboration with the Royal Household, to be
recognised by this Award.

The Award, designed by Angela Kelly, inspired by the Queen Elizabeth rose, has been hand-produced by Lucy Price at Bauhinia Studios and in Birmingham’s famous jewellery quarter.
Caroline Rush CBE, CEO British Fashion Council said: “It is an incredible honour for our industry to be granted this recognition by Her Majesty Queen Elizabeth II. For the honour to be bestowed annually on an emerging designer, in recognition of the UK being the global centre for fashion talent is great recognition for Richard Quinn, as well as the incredible talents that have developed businesses here in the UK, and those that will follow in his footsteps.”

Sarah Mower MBE, BFC Ambassador for Emerging Talent said: “This new honour from Her Majesty is a truly historic landmark which offers encouragement for the aspirations of creative and entrepreneurial young British people for generations to come. Richard Quinn, a Londoner and alumnus of Central Saint Martins MA of the class of 2016, exemplifies the excellence of UK fashion education. In addition to the colourful optimism of his collections, his simultaneous setting up of his open-access print works in Peckham demonstrates a community-minded business sense which is contributing to the present and future of British fashion manufacturing. I congratulate Richard for cementing this link between fashion and British industry, and for being the first recipient of this momentous recognition.”

The Queen Elizabeth II Award for British Design has been designed by Her Majesty’s Personal Advisor, Ms Angela Kelly, who has orchestrated The Queen’s wardrobe for the past 26 years. “

To those who are sensitive about the issue of “Cultural Appropriation”

This video is about the “Cultural Appropriation” , produced by a student who studies design at Kyushu University, Japan.  Prof. Shaun O’dwyer at Kyushu Univ. (my former colleague) sent this to me via Facebook.  The student drew all the graphics by herself.  The controversial theme is discussed from both negative and positive sides, and eventually encourage you to feel more free to share our Japanese culture. I quite agree with her.

 

Ms. Karlie Kloss, you did not have to apologize for wearing kimono in Vogue!  At least we Japanese did not take it as offensive to our culture.


(We all felt confused why Karlie had to be so severely criticized.)

 

 

By the way, I was moved by the style of presentation. I think I can call this a kind of millennial style of academic presentation.  If you Americans cannot read written Japanese, you can watch and share the video.  Even if it might be a little immature, I love it.

 

羽生結弦選手の別格級の天使(あるいはプリンス)のスケートに世界中が興奮し、沸いておりますが(もちろん私もですが)、「滑ることが楽しくて幸せでしょうがない」というところにやはり彼の強さの本質を感じますよね。スケートのために、食事、睡眠はじめすべての生活をコントロールする。日々、自分に課す厳しさはより良いスケーターになるためのものなので、むしろ喜々として引き受ける。

 

 

羽生選手の強さ、ウメハラの魅力、アルマーニが集める敬意、基本は同じなんですよね。天の声に従った自分の才能の発揮を最大限(というか限界を定めず)にやりきっていくところ。幸福の基準を、日々の成長の実感そのものに置いているというところ。パフォーマンスで人を感動させ、喜びを与えようとするミッションを引き受けているところ。

 才能を追求していく人だけが味わえる孤高の魂の旅から生まれた言葉がちりばめられていて、こちらも大好きな本。長期間の孤独のあとにごくごく少数の限られた同じ魂と出会うことができる幸せも説いている。アルマーニも仕事のためなら孤独もいとわない人。徹底的に美学を追求するために周囲に厳しくあたることもある。でもすべては仕事のクオリティを保つため。

 

以下は「勝負論」のなかでもとりわけ普遍性を感じるフレーズ。

・「さんざん常識やセオリーにいちゃもんをつけ、時間をかけて定石を学んだ人は、抜け出した後のバリエーションが圧倒的に違う。縦横無尽に遊び、好き勝手に活躍できる。結果として、誰も知らなかった価値、誰も目にしたことのないスーパープレーを生み出せるのだ」

・「(トンネルを抜ける瞬間の感覚) 真っ暗闇が終わるときは、それらがすべて、有機的にがっちりと自分の中でつながる感覚になる。同時に、そのゲームとは直接関係ないはずの感覚や経験、教訓も、一緒に再編成されていく。(中略)そこまでには、随分な時間がかかる。でもたどり着いたら一瞬で景色が開ける。そして、そこに行きつけた時の感覚は、ただただ、喜びしかない」

・「観客が感動するような、興奮するようなプレーは、『遊び』からしか生まれない。(中略)観客はプレーヤーの人間的な成長も物語の一面として見ているし、成長のためには『遊び』が必要不可欠なだぶつきである。『遊び』がないことを、もっとリスクとして認識したほうがいい」

・「教えられたり、教えたりという関係のなかで本当に大切なのは、あるジャンルのテクニックではないと思う。もっと人間的なことなのだ」

・「成長し続けることができれば、実はどんなレースにも対応できるようになる」

・「安心感や充足感は、ずっと成長し続けていることだけによって得られる。今成長し続けていれば、きっとこの先だって大丈夫だ。そしてそう思えることそのものが幸せのかたちだと思う。それこそが報われている状態なのだ」

 

どさくさに紛れて下に貼ったのは、

昨年、梅原大吾氏が慶應でおこなった講義。オフィシャルBeasTVにアップされている。春分の日にNHK文化センターで聴いたものとテーマも内容も異なるが、こちらも誠実を感じさせるトーク力で聴衆を釘付けにしているのが伝わってくる。

・周囲の期待に応えない(あなたの思うやり方ではないけれど、あっと言わせるやり方で応える)

・勝負前の気持ち。ノッているときには「おまえら、見てろよ今からすごいことやってやるぜ!」「沸かせてやるぜ」。そうではないときには「勝てるといいな」。

この感覚。「見てろよ今からすごいもの見せてやる」。これが目先の勝ち負けではなく、長期的に見た日々の成長の実感に幸福を感じながら生きている人の底力。

羽生選手の「どうだ観たか」といわんばかりのイーグルポーズにも同じものを感じました。天使と野獣(笑)、どこが同じなんだ一緒にするなと言われそうですが、私には同じ魂の持ち主に見えます。

 

(以下は、羽生選手の演技にうっとりしている方はスルーしてくださいね(^^;) 同じ魂の美しさを見てしまう私がおそらく変人なので)

 

 


Sherlock Season 4 Episode 2: The Lying Detective

妻メアリーを失った悲しみから立ち直れないジョンとシャーロックとの関係×大金持ちのシリアルキラー×ホームズ家の第三の兄弟(姉妹?)と盛りだくさんのエピソード。第三のホームズのエピソードはここには盛り込みすぎだったかも(次の話に続くのね)。短いカットがスピーディーに切り替わる派手な編集ジョンとシャーロックの関係の修復の話が深くて泣ける。

メアリーが遺言でシャーロックに残したDVDのなかのセリフ。”You can’t save John, Sherlock. He won’t let you.  The only way to save John Watson……is to let him save you.” (シャーロック、あなたにジョンは救えない。ジョンがそうさせない。ジョン・ワトソンを救う唯一の方法は……彼にあなたを救わせること)

これはいろんなシチュエーションに言えるのではないか。ダイアナ妃が自分を救うために多くの人を愛したというのもそのバリエーション。絶望に陥っている人を救う方法は、「助けてあげる」と手を差しのべることではない。むしろ、その人に「助けてもらうこと」。なんだか思い当たる多くの事例がある。

自分をジョンに助けさせるために、命の危険をかえりみず地獄へ自ら落ちるシャーロック。今回はジャンキーの引き籠り時間が多く無精ひげ姿。それもまたよいね。脇を固めるキャラクターも相変わらず渋い味を出していて、満足感の大きい90分。