仕事の資料として購入した本。「アート・オブ・J.C. ライエンデッカー」。マール社。

テキスト部分の翻訳がやや残念だが、イラストは圧巻。アメリカン・イラストレーションの黄金時代の風格と優雅があふれている。

「母の日に花を贈る」という慣習も実はライエンデッカーの発想だったとは。イラストレーターっていうのは、スタイリストであるばかりではなく、プロデューサーでもあるのだな。

モデルの立ち方、ポーズ、表情、指の位置。一つ一つが計算されつくしており、非常に勉強になる。

メンズファション史を語るときに不可欠な男、1920年代のアロウ・カラー・マンもライエンデッカーが描いている。男性、女性両方から熱い視線を浴びた最初のセックスシンボルだそうである。このアロウ・カラー・マンのモデルが、実はライエンデッカーの長年の恋人だったとは、知りませんでした…。なるほど言われてみれば、ほかのイラストレーション以上の愛情が注がれている絵のようにも見えてくる。

詳しくはまた後日、別媒体で。

 

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