2018年10月3日
A Quiet Place. センスのいいサスペンスホラーでした。監督&出演はジョン・クラシンスキー。主演は実生活でもクラシンスキ―の妻であるエミリー・ブラント。
音をたてたら、やつらに襲われる。
やつらの正体は明かされない。時折、そして少しずつ明らかにされていく、やつらの姿。
音をたてたら襲われるのに、出産までするんですよ、エミリー・ブラント。出産の激痛を無音で耐えるのは無理だし、赤ちゃんは泣くよ。笑 次々襲いくる無理難題のピンチの設定もその切り抜け方も、抜群に面白い。
縦軸に、トラウマないし悲しみを抱えた家族の愛と信頼の物語。横軸に得体のしれないクリーチャーにいつ襲われるかわからない恐怖。音をたててはいけないテンションがずっと続く。
どうやってこの物語を終えるのかと監督の脳内を想像しながら見ていたが、うなるほど粋な終わり方でした。かすかな希望の兆しを感じさせるエミリー・ブラントの一瞬のしぐさと表情。うまい。すばらしい。思わず拍手。
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