ハーバード・ビジネスレビューの「ベストパフォーミングCEO」2018年版リスト。
1位にインディテクス(ザラ)のパブロ・イスラ、3位にLVMHのベルナール・アルノー、4位にケリングのフランソワ=アンリ・ピノーと、ファッション業界から3人のCEOが入っていますよ。上位5位に3人って割合としては多いですね。
そして14位にナイキのマーク・パーカーがいる。
インディテクスはリテール扱い、ほかの3社はコンシューマー・グッズという範疇に入れられています。
ファッションビジネスというのは時代を先取りしているところがあって、面白いんですよ。大胆な改革を勇敢に行った人が勝ちぬいていく、というのはどの業界も同じかもしれませんが。パブロ・イスラにもインタビューしてみたいものです!(メディアスポンサー大募集)
すでにベストセラーなのでお読みになった方も多いと思いますが、ナイキ創業者のフィル・ナイトによる「靴にすべてを。」 映画化してほしい創業ストーリー。
ナイキは昨年12月期の売上げ高という数字だけで見ると、ケリンググループよりも多いんですよね。LVMHに次ぐ業界第2位でした。ケリングは今年大躍進しているし、ナイキはコリン・キャパニックをキャンペーンに起用したことで(一時はバッシング騒動も起きたけれど結果として)株価も利益も上げている。12月期にどのようになっているのか、楽しみです。
それにしても最近のコラボブームにはやや食傷気味です。なんでもかんでもコラボすればいいってものでもないのでは。消費者もいいかげん飽きていますよ(飽きてるのは私だけ?) そのブランド(ないし人)ならではの純粋でとがっているものを表現していくほうが、逆に今は光って見えて、応援したくなります。コラボは20~30回に1回程度のほうが希少性が生きて、ゆえに話題性もある気がする。
とはいえ、いまの老舗ブランド×話題のデザイナーというのもコラボの一種なのか。サンローランに行ってもセリーヌに行ってもコラボではなくエディ・スリマン、という強烈な例もありますが。
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