絵巻物のような味わい深い映画でした。


アルベール・デュポンテル監督「天国でまた会おう」。本国フランスでは2018年のセザール賞で13部門ノミネート、5部門受賞を果たしています。受賞も納得。

左は脚本・監督・主演のアルベール・デュポンテル。右はエドゥアール役のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート


第一次世界大戦から1920年代にかけての戦場とフランスが舞台。さまざまに傷を負った帰還兵たちと、「思い」を通訳できる少女。戦争で死者を増やすことにより私腹を肥やす元中佐にしてビジネスマン、大富豪の父と子の確執などがからみ、先の読めないストーリーが語られる。サスペンスを保ちながらファンタジー色の強いアートな映像で綴られる、丁寧に作られた絵巻物。


20年代パリのスリークなメンズスタイルも見もの。



当時の軍服や20年代ファッション、そしてなによりも続々と登場する幻想的な仮面にも魅了されます。最後に出てくる芸術的な孔雀の仮面の切なさと幸福と悲哀。じわじわ涙腺を刺激されます。

右の軍服の人は、戦争で私腹を肥やすプラデル役のロラン・ラフィット。コメディアンとして人気の方ですが、本作ではつるんと軽薄なイケメン風悪役。

9月に宿泊したホテル・ルテシアが後半のメインの舞台として使われていたのがちょっと嬉しかったな。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は tengoku2-300x200.jpg です
ホテル・ルテシアでの20年代的狂騒パーティー。
富豪宅のインテリアも眼福です。

2019年3月1日全国ロードショー
配給 キノフィルムズ

写真はすべて配給会社よりご提供いただきました。
2017 STADENN PROD. MANCHESTER FILMS GAUMONT
France 2 CINEMA ©Jérôme Prébois ADCB Films

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