愛知の服地産地、尾張一宮へ。いわゆる「尾州(びしゅう)織物」のメッカですね。織り上がった生地に洗いをかけるとき、この地に流れる軟水の川(木曽川など)の水が生地にやわらかな風合いを与えてくれるのだそうです。

1850年創立の老舗服地メーカー、中外国島(ちゅうがいくにしま)さんの工場とコンセプトショップを取材しました。

Weaving machineの数々。何種類かあるのですが、圧倒的な数であることもあり、この日は種類の識別まではできず。
こうして巻かれた糸から肉厚のしっかりした服地が織り上げられていきます。
「耳」を織り込むことのできる機械はレアだそうです。

工場見学のあとは、繊維の発展を見つめてきたレトロビル、Re-Tailへ。1933年に繊維組合事務所として建築されたビルです。2016年からファションデザインや繊維に関する企業や個人のテナントが入るRe-Tail として再スタートしました。Tail は尾州の尾。Retail (小売り)も意味する含蓄ある言葉。

こういう古い建築をリノベーションして、中に斬新なファッション企業が入るというパターン、ロンドンでよく見かけました。2階には、そこに寝泊まりしながら(!)ユニークなシャツを作っているシャツ職人さんのお店も。
尾州産の上質でユニークな服地を扱うショップも。手前のツイードには一目ぼれしました。どなたかこの服地で私にジャケット&ドレスのアンサンブルを作ってくださいませんか?(笑)

このビルの2階には、中外国島の服地を使うテイラー、Concept Taylorが入っています。しっかりと目の詰んだ上質な光沢を放つ服地で作られた正統派クラシックスタイル。信頼感を与える、品格のあるスーツをつくっています。

With Bちっくな構図で。左は中外国島Concept Taylorのショップマスター、佐藤文彦さん。右は中外国島営業部の宮本雄三さんです。ありがとうございました。

日本が誇る優秀な尾州織物、実は数々の海外ブランドにも使われているのです。それが宣伝されていないだけ。もっと脚光を浴びていい、すばらしい製品です。
これから時折、自分の勉強も兼ねて尾張一宮の記事もアップしていくかと思いますが、どうぞよろしくおつきあいください。

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