リッツカールトンから大阪高島屋へ移動して、トークショウ。

会場には、1800年代につくられたアスプレイのアーカイブコレクションも展示されています。紅茶箱、ジュエリーボックス、そしてライティングスロープ。

アスプレイは何をつくっているブランドなのですか?と聞かれることが多いですが、英語ではLuxury Emporium と表現されます。シルクプリントからスタートしていますが、ジュエリー、バッグ、小物、おもちゃ、銀製品、食器類、クリスタル、時計……。とにかくお客さまからオーダーがあれば、どんなものでもデザインし、つくってしまうのです。

アスプレイ本店には「イルカの木馬」まであります。木馬ではなく、イルカに乗りたいというお子さまをもつお客様のために、イルカの木馬をつくっちゃったわけですね。

また、リンゴ・スターの手の形のチェスまであるそうです。ジョージ・ハリスンがリンゴにプレゼントしたもの。

そんなふうに無茶ぶりに見えるオーダーも、すべてこなしてしまう。モットーは、It Can Be Done.(もちろん承ります)

私もよく「なにがご専門なのですか?」と聞かれます。注文をいただいたらほぼすべて承りますので、なにをしているのかわからないように見えてしまうこともあるのかもしれませんが、基本的な姿勢はアスプレイと同じです。It Can Be Done.  なにか一つの専門に特化してブランディングをしていくというやり方は王道ではありますが、アスプレイ方式が可能で、それを続けることができるならば、それもひとつの特徴になるのではないかと思います。アスプレイの姿勢にはとても励まされています。

マルチカラーのジュエリー。多様性と包摂を象徴。

こちらはアスプレイの遊び心が光るネックレス。ロケットだけでもそうとう、チャーミングなのに、ロケットのなかにはさらに驚きの仕掛けがあるんです。アスプレイは王室御用達ということもあって、敷居が高いという印象をもたれることもありますが、実は遊び心がいたるところにあって、見ているだけでも楽しくなってくるのです。

トークショーは、野村さんのノリのいいトークの力にも助けられ、盛況のうちに終了しました。ご来場のみなさま、Twitter に感想をアップしてくださったみなさま、ありがとうございました。

ベルボトムの野村さんと、この日だけアスプレイのディスプレイと化している(笑)中野。手にもっているのは、本物のエキゾティックレザーをわざわざフェイクレザーに似せてつくったバッグです。

とても充実した大阪出張でした。お世話になったみなさま、ありがとうございました!

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です