Avengers, assemble. / Avengers Endgame

2019年4月30日

3時間の映画でしたが、まったく予想外のところでじわじわくる感動がありました。

あまり書いてしまうとスポイラーになるのでがまんしておきますが、具体性を省き、支障ない程度の抽象的な感想だけ。それもNGな方は、以下、くれぐれもお読みにならないでスルーでお願いしますね。くどいですが、これ以上お読みにならず、劇場へどうぞ!

過去・現在・未来。この10年間ほどに散逸していた物語をすべてこの3時間が回収し、落とし前をつけただけでなく、アメリカ映画のレジェンドも総出演で、新世代へのバトンタッチが各層で象徴的に行われていたのが感慨深かった。キャラクター、俳優自身、そして観客自身の過去・現在・未来へ思いを飛ばし、ひいては一生をどう生きたらいいのかまで考えさせる物語になっていた。それぞれの選択の余韻があとあとまで尾をひく。最後の最後、まさかこういう展開、こういう音楽で終わるとは想像もしなかった。ヒーローものにふさわしく勇壮に終わると期待していた。

ひとつの時代の区切りの最後に、この映画で締められたのは幸運だった。引き合いに出して、しかも、ささやかすぎて恐縮ですが、「ロイヤルスタイル」も12年分の、散逸していた仕事を回収してひとつの物語として終えたという安堵がある。

物語は始まってしまうと延々とどこまでも広がっていく。どこで、どのように終えるかということが、それまでの物語の意味をがらりと変えてしまうほど重要ですね。今低迷していて苦しんでいても、そこで終わらせず、闘い続ければその時期は勝利の物語の一エピソードにもなりうる。ハッピーエンドになるにしても、期待通りの勝利、予測通りの幸福は、さほど感動を呼ばない。予測を超える、そうじゃないところに実は「真実」が見つかったりする。

10年間は、長いようでいて、未来のある時期から見ると「5秒」という感覚に感じられることもある。量子力学でなくても、実際の感覚として。「平成」も、最中はほんとうにいろいろなことがあり、たいへんな思いをしていたけれど、ふりかえってみれば、感覚的に「10秒」。

今日はそれぞれの立場の人が、その人でなければ感じえない思いにとらわれていらっしゃることでしょう。

明日からは仕切り直して、新しい時代。To be continued……

Leave a Comment