鎌倉アンティークス主催の田中喜芳博士トークショーに参加させていただきました。「名探偵魅力の世界に遊ぶ」。

田中先生は、日本でも指折りのシャーロキアンでいらっしゃいます。1987年には米国・ベイカー・ストリート・イレギュラーズに2人目の日本人として入会を認められています。世界でも高名なホームズ・グッズ・コレクターの一人でもあります(ホームズ関連の本だけで3000冊はあるそうです)。

実はイラストもお書きになり、毎年、絵の個展を開いていらっしゃいます。6月12日発売の新著『シャーロック・ホームズ トリビアの舞踏会』にはご自身で描かれた繊細なイラストも20枚、収録されているそうです。

おみやげに配っていただいた田中先生イラストが描かれたポストカード。横浜馬車道らしい、素敵なイラスト!

シャーロック・ホームズ、コナン・ドイル、彼らを生んだヴィクトリア朝の時代背景に至るまで。マニアックでディープ、目からうろこが落ちまくりの知的で楽しい時間でした。お客様もみなかなり高いレベルのイギリスマニアな方々(専門職の方も多)で、こういう方々と同じ価値観を共有できる幸せを、しみじみ味わえた時間となりました。

鎌倉アンティークスのヴィクトリアンルームでのヴィクトリア朝の深い話。神は細部に宿ると申しますが、盲点だった細部のお話に常識を覆され続け、論理的ながら楽しい語り口に魅了され続けた、いやもうほんとに楽しいトークショーでした。

田中先生のネクタイは、田中先生デザインによるホームズ協会のクラブタイだそうです。右は鎌倉アンティークス代表の土橋さん。所有するロンドンタクシーがついに10台となったとのこと。祝。土橋さんはイギリスアンティークをテーマにしたミュージアム建設に向けて邁進中で、その一室には田中先生のコレクションも飾られるかもしれません。なんだかワクワクしてきますね。

豊かな機会をありがとうございました。

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