Palace Hotel Tokyo. 立地も住所(千代田区丸の内1-1-1)も恵まれた、おそらく都心で最高のホテルのひとつ。Forbes 5 stars を連続して獲得している。打ち合わせや取材、イベントなどではしばしば訪れていますが、宿泊はしたことがなかった。仕事山積で旅行もままならないので、旅行気分でクラブフロアに宿泊してみました。

ウェルカムドリンクからしてこの美しさ。

 

フードプレゼンテーションもため息がでるほど美しい。ティータイム、カクテルタイム、朝食、それぞれにふさわしい食材が、どの瞬間も完璧に並んでいる。つまりスタッフがそれだけこまめに整えているということですね。

インテリアも斬新で垢抜けているのに、落ち着きがあります。このお花の飾り方も絶妙。

 

お部屋に入ると、総支配人の渡辺勝さんより洒落たお茶セットとメッセージカードが。やはり支配人のメッセージカードがあるのとないのとでは、あたたかみが違います。たとえ形式的なものであっても、嬉しいものです。

アメニティは、最新の話題をふりまくバンフォード。さすが。鏡のなかにもテレビが一体化して埋め込んであったりなど、テクノロジー的にも最新。ドライヤーや、リクエストに応じて持ってきてくださったヘアアイロンも最高のブランド。細部に至るまで「最高・最新」が貫かれているのには感動しました。

部屋の質感はなんというか、ことばを超える上質感が余裕で満ち満ちているのです。窓の外にも少しゆとりがある建築がすばらしい。

お天気がいまひとつでしたが、気持ちがのびる眺め。

ターンダウンのあとは、こんなふうにアイマスクのサービスも。

クラブフロアのカクテルタイムは、選び抜かれたお酒がおかれ、スタッフが丁寧に注いで持ってきてくれる。ありがちな「セルフで飲み放題」の乱雑さがかけらもない。このクラブフロアのレベルは、これまで宿泊したホテルのクラブフロアの中でも最高級だと思う。

ドレッシングも工夫を凝らしたオリジナルなものが何種類も。

フードの並べ方にも匠の技が。

チーズを切ってとりわけるためのナイフとフォークも、こんな風に置いてあるとすっきり見えますね。

 

そしてエビアンスパ! ここがまたことばが追いつかないレベル。

サウナには癒しの音楽が流れ、スイスの山の朝から夕暮れの光の推移をイメージした照明が。色がごく自然に多様に変化していくので、何時間でもいられる。もちろんよいアロマの香りが漂い、五感で楽しめる。

今回はトリートメントの予約がとれなかったのですが(人気が高いのも納得)、次回機会があればこのスパのトリートメントを受けてみたい。

5stars を連続で獲得し続けるということは、これだけの企業努力が要るということなのですね。刺激を受けました。私も人に5 starsの感動を与えられるような仕事をしていかねば。完璧以上のホテルでした。

 

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