キム・カーダシアン、さすがマーケティングの天才ですね。インターネット上のバッシングがなによりもPRになることを経験上わかっている人ならではの戦略。

私が2015年からあんなに書き続けている「文化の盗用」。だれも乗ってこなかったのに(笑)キムのkimonoで一瞬で有名になってしまったわ。キム・カーダシアンのことをこれまで知らなかった人さえ、キムの新製品の下着のことまで知ることになった。お金をかけないでこれだけ短時間に世界的にPRできるなんて、あっぱれ。

この人はいずれちゃんと(?)kimonoという名前を撤回するような気がする。撤回してもしなくても、キムの思うつぼ、キムの勝ちである。

こういうあからさまな戦略に巻き込まれたくなかったので、コメントを求められても同じ土俵でものを言う気はしませんでした。ムキになって抗議すればするほどキムがほくそ笑んでいるのが見えるような気がして。

政府側から正式かつ厳重な抗議を一本、アメリカのしかるべき機関に入れていただいたら、あとはみんなでまったく知らんふりしておくのが、キムみたいな「騒がれてなんぼ」というしたたかなツワモノには一番こたえるのでは。

文化の盗用議論の発端になった、2015年のキモノウェンズデー事件。

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