No more hatred…

2019年7月19日

悲しい、悔しいという感情すら押しつぶされるほどの、恐ろしさと絶望と怒りに襲われます。京都アニメーションの放火殺人で30名を超える方が亡くなり、多くの方々が負傷に苦しんでいると報じられています。なんと凄惨な、救いのない事件なのか。

京都アニメーションが世に出した多くの作品は世界中の人々の心を豊かに、幸せにしている。アニメ好きの息子たちもどれほど多くの豊かさや楽しさを与えていただいたことか。感謝してもしきれない。命を削るように作品を生み出してきた才能あるクリエーターの方々が、こんな逆恨みのようなテロで人生を終えなければならないなんて不条理すぎる。あんまりだ。「国宝」の焼失を嘆く声もあって、たしかに文化的な喪失もはかりしれないのだと思うけれど、それ以前に、これほどの非道なやり方で多くの命を奪う行為に走らせる殺伐とした憎しみが日本に生まれていることに、底知れない恐怖と、やり場のない怒りをおぼえる。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます……そんなことばも上滑りするほどショックで、むしろ生き還ってほしい。こんなひどい仕打ちで大切なご家族を突然奪われた方々の絶望もいかほどだろうか。悲しすぎる。

アメリカではドナルド・トランプが大統領自ら「そんなにアメリカが嫌いなら元いた国へ帰れ」と排他的なツイートを繰り返したあげく、トランプの演説時には背後にいる支持者が「Send her back!」(国へ返せ!)の大合唱。それを是認する(12秒間沈黙して、合唱するままにさせておくというのは、どう見ても是認だろう)大統領。大統領だよ? アメリカの歴史においてこんな信じられない光景が現出するとは…。これほどの排斥主義は1930年代のヒトラーを想起させて空恐ろしい。アメリカがんばれ、トランプの暴走を止めてください。

世界の多くで政治がとてつもない勢いで壊れており、その影響をもろに受けて人々の間で憎しみが蔓延している。よいわけがない。憎しみは破壊と分断しか生まない。やがて世界を壊し、憎んだ本人に報いが返ってくる。自分一人で何ができるというわけではなく、無力感に襲われるばかりだが、せめて愛と寛容の側に立ち、その支援者・発信者であり続ける。

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